1. |
授業の内容(Course Description) |
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文字の歴史、紙・情報媒体の歴史、本の歴史、図書館とアーカイヴの東西の歴史など、情報と人との関わり、情報の集積場所でもある図書館等について文明史的な観点から概観する。
また、情報技術が著しく発展した現在社会と今後の情報社会における「情報」と「図書館等」の役割、機能等についても考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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情報に関わる人と組織について、文明史的視座から見直す態度を養う。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席メールとショートコメント(30%)、数回の小レポート(30%)、最終レポート(40%)により総合的に評価する
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『文字の歴史』(知の再発見双書01)(創元社) 『紙の歴史』(知の再発見双書129)(創元社) 『本の歴史』(知の再発見双書80)(創元社) そのほか適宜、参考文献、参考となるウェブサイトを紹介する
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1)第1回目のイントロダクションは、授業の進め方、成績評価方法などについて説明するので必ず出席すること 2)指定する文献やウェブサイトは授業前に必ず読むこと 3)授業中の私語は厳禁する
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 授業の目的、進め方、評価法など 【第2回】 記憶から記録へ 【第3回】 文字の歴史 【第4回】 情報媒体の歴史 【第5回】 紙の発明とペーパーロード 【第6回】 印刷術の歴史 【第7回】 東洋の印刷術と「本」の歴史 【第8回】 書写と修道院文庫 【第9回】 グーテンベルクの印刷機と近代化 【第10回】 武家社会と文庫 【第11回】 江戸文化と書店 【第12回】 福沢諭吉と情報 【第13回】 東京書籍館から国立国会図書館 【第14回】 徳川頼倫と南葵文庫、徳川頼貞と南葵音楽文庫 【第15回】 本のデジタル化と図書館
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