Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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情報サービス概説 仁上 幸治
教職  2単位
【教職】 09-1-1500-1878-02

1. 授業の内容(Course Description)
 図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等について総合的に解説する。
  1) 情報サービス一般の広がりと図書館が行う情報サービスの位置付け
  2) 図書館における情報サービスの意義と種類(レファレンスサービス、レフェラルサービス、カレントアウェアネスサービス等)
  3) 情報及び情報探索行動についての基本的理解
  4) レファレンスプロセス(レファレンス質問の受付から回答まで、マニュアル検索とコンピュータ検索を含む)
  5) 情報検索サービスの方法・プロセス・評価
  6) 主要な参考図書、データベースの解説と評価
  7) 参考図書及びその他の情報源の組織(二次資料の作成にも触れる)
  8) 各種情報源の特質と利用法
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 レファレンスサービスの概要を理解し、基本的なツールをひととおり使いこなせるようになることを目指す。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ・出席(60%)、レポート(30%)、授業参加度(10%)の総合評価。毎回、授業中に小レポートがあり、次回までの復習レポートがあり、最終回に課題レポートがある。
 ・3分1以上欠席、レポート未提出、初回・最終回の無断欠席、または出席やレポートに不正があった場合は自動的に不合格となる。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:第一回授業で指定する。
 参考文献:適宜紹介する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 1)4月上旬時点で必ずこのシラバスをオンラインで再確認すること。
 2)学習成果の復習と確認のため毎回レポート課題が出されるので、毎週1−2時間の自習時間の確保が必要。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション
 授業の目的、進め方、評価の仕方等について
【第2回】
 情報環境の変化と情報行動
【第3回】
 図書館の情報サービスとパラダイムシフト
【第4回】
 情報サービスの種類と定義
【第5回】
 情報サービスの展開
【第6回】
 レファレンス・コレクションとレファレンス・プロセス
【第7回】
 レファレンス・サービスの空間
【第8回】
 言葉と文字と調べる
【第9回】
 人名・団体名・地名を調べる
【第10回】
 事物・事象を調べる
【第11回】
 歴史・日時を調べる
【第12回】
 統計データを調べる
【第13回】
 資料(図書・論文)を探す
【第14回】
 情報サービスのネットワーク
【第15回】
 まとめ
 学習成果の自己評価、授業評価