Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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健康教育学B 野村 泰彦
選択必修  2単位
【教育】 09-1-3074-1595-03

1. 授業の内容(Course Description)
 健康教育学Aに引き続き、学校における望ましい健康教育のあり方に焦点を絞り、必要な基礎知識を修得し、健康や人間のあり方について考えていきます。
 獲得した知識や積み重ねた思考を学校現場で効果的に活用・実践する基礎的な方法について学んでいきます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 * 健康相談活動の教育的意義が説明できる。
 * 児童生徒を取り巻く問題、課題についての基本的知識を修得し、説明できる。
   (性、摂食障害、生活習慣病、食品添加物、喫煙、アレルギー、薬物防止等)
 * 健康教育の諸問題について認識、思考できる。
 * 特別支援教育について基本的知識を修得し、説明できる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席 50%(授業実施回数の1/3以上の出席を必要とします)
 レポート・考査 50%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは特に使用しませんが、毎時プリント・パワーポイントなどを使用します。
 学校教育法、学校保健安全法、学習指導要領などを参照します。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 受講の基本的なマナー(遅刻、早退、私語など)を守ること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
  授業の概要、進め方、評価法等について説明します。
【第2回】
 健康相談について(1)
  身体の相談に関することを中心に学ぶ。
【第3回】
 健康相談について(2)
  心の相談に関することを中心に学ぶ。
【第4回】
 性の教育について
  青少年の性の実態と感染症について学ぶ。
【第5回】
 摂食障害について
  思春期心理の知識と理解、指導法などについて学ぶ。
【第6回】
 生活習慣病について
  食生活の実態を学び、考える。
【第7回】
 食品添加物について
  添加物の危険性についての知識・認識を深め対応を考える。
【第8回】
 喫煙について
  青少年の喫煙実態と、喫煙の有害性について考える。
【第9回】
 アレルギーについて
  基本的な知識を得るとともに、児童・生徒の実態を学び対応を考える。
【第10回】
 薬物防止教育について
  薬物についての基本的知識を得るとともに、実態を学び対応を考える。
【第11回】
 学校環境衛生について
  施設面、生活行動面から学校の衛生面を軸に環境を考える。
【第12回】
 特別支援教育と保健室について
  障害を持つ人の教育と保健室との関連を軸に特別支援教育を学ぶ。
【第13回】
 学校間の違いと保健室
  学校による対応内容の違いや機能について考える。
【第14回】
 健康教育の諸問題について
  家庭環境、価値観の変化、文明の進歩と浸透などの面から学校における健康教育を考える。
【第15回】
 まとめ
  後期授業の総括