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授業の内容(Course Description) |
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学校保健(学校保健活動)は学校教育活動を根幹から支える『心と体の健康』に深く関わることについて学ぶ。 児童・生徒の好ましい心身(人格)の育成をめざし、学校における保健教育活動のあり方に関する基礎・基本を学ぶ。 児童・生徒、教職員が安全に教育活動を実践するための方途を学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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* 心と体の健康についての考えを述べることが出来る * 学校保健の教育的意義について説明できる * 児童・生徒の安全確保に関する現状と課題、対策について説明できる * 学校保健における養護教諭、保健室の機能について説明できる * 学校保健の関係法について説明できる * 生涯保健について説明できる
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席 50% 小論文・レポート 20% 試験 30% (授業実施回数の2/3以上の出席を必要とします)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用しません。各時間に資料を用意し、パワーポイントで進めます。 参考書 『学校保健』 東山書房 学習指導要領
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業直前の飲食、私語、授業中の無断出入りなど受講の基本的なマナーを厳守すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 (ガイダンス) 講義の概要、進め方、評価等について説明する。 【第2回】 (保健教育活動について) 学校保健の領域・内容について学ぶ。 【第3回】 (児童・生徒の心の問題について) 不登校、いじめ、引きこもりなどについて認識を深め、対応法などを学ぶ。 【第4回】 (生活環境と健康について) 生活環境の現状と課題、対応法などについて学ぶ。 【第5回】 (保健室の機能について) 救急処置、保健統計処理、保障事務などについて学ぶ。 【第6回】 (養護教諭について) 保健安全計画、健康相談などを軸に養護教諭の存在意義などについて学ぶ 【第7回】 (学校環境衛生について) 学校環境衛生に関する日常活動、定期点検などについて学ぶ。 【第8回】 (児童・生徒の安全確保について) 施設管理、危機管理(災害、不審者対策など)などについて学ぶ。 【第9回】 (関係法令について) 学校教育法、学校保健安全法など学校保健の根拠法令について学ぶ。 【第10回】 (教職員の健康管理について) 健康診断、生活習慣病、健康相談など教職員の健康管理について学ぶ。 【第11回】 (校内組織について) 学校保健を有効に進めるための組織活動(学校保健委員会、教育相談委員会など)について学ぶ。 【第12回】 (外部関係機関との連携について) 児童相談所、教育委員会など外部機関との連携を学ぶ。 【第13回】 (健康診断について) 健康診断の教育的意義、結果の活用などについて学ぶ。 【第14回】 (生涯保健について) 家庭における保健活動、学校保健活動、地域社会における保健活動など、生涯保健の重要性について学ぶ 【第15回】 (まとめ) 授業内容の総括
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