1. |
授業の内容(Course Description) |
|
高度化が進展する情報化社会に於いて、コンピュータは大量の情報を高速かつ正確に処理する基幹装置として重要な役割を果たしている。コンピュータを正しく理解し、情報処理能力、情報活用能力を身につけることが要求される社会となりつつある。 本授業は、こういった社会で必要とされるコンピュータの基礎的知識・技能を学ぶ。実際のパソコンを使用しながら授業を進めるが、また、コンピュータの基本的なしくみ、ハードウエア(入出力装置、記憶装置、演算装置、通信装置)についても折りにふれて解説する。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
日本商工会議所主催の日本語文書処理技能検定、ビジネスコンピューティング検定3級に合格できるレベルの技能を身につけることに目標を置いている。技能的にはタッチタイピングスピード10分間1000文字以上を目標とする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
試験の結果、提出課題、授業への出席状況等を総合して評価する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
参考文献:宮地 利彦 著『改訂 現代情報リテラシー』 帝京サービス株式会社 必要に応じてプリントを使うことがある。
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
知識・技能の積み重ねが大切な授業なので、欠席しないこと。授業で学んだ事をきちんと復習し、次回までに自分のものとしておくこと。また、授業で行う課題は、その場でできるだけでは十分でない。同様の課題を自分で処理できるレベルを目指して欲しい。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
以下の項目を、演習として実技を行いながら、講義を織り交ぜてすすめる。 【第1回】 ガイダンス、コンピュータを構成する装置とその機能 【第2回】 コンピュータの周辺機器とインターフェース 【第3回】 OSの働きとその基本機能、デジタルデータの扱い 【第4回】 OSであるWindowsのGUIによる操作 【第5回】 GUIの基礎を演習により習得、日本語入力方法の理解 【第6回】 日本語入力方法の演習による習得、ファイルの保存 【第7回】 日本語入力方法の演習による習得、ファイルの呼び出し、保存 【第8回】 ファイル(テキストファイル、画像ファイル、Excelファイルなど)フォルダ、フォルダ構造の理解 【第9回】 ファイル、フォルダ、フォルダ扱い方を演習により習得 【第10回】 データ・情報の管理方法の理解と演習による習得 【第11回】 ネットワーク上のデータ・情報の利用・管理方法 【第12回】 インターネット技術と利用のための基礎知識―1 【第13回】 インターネット技術と利用のための基礎知識―2 【第14回】 メール技術と利用のための基礎知識 【第15回】 総合演習 ブラインドタッチを全体通して習得する
|