1. |
授業の内容(Course Description) |
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製造機能を有する工業資本の原価の流れを把握する原価計算を用いて、原価(製造原価のみならず、物流コストなどを含む)の維持・削減を行う原価管理について、具体的な方法とともに、その内容を理解する。実際原価計算(全部原価計算)の理解を前提として、原価企画やABC(活動基準原価計算)などの新しい技法を理解するとともに、現実の企業で、どのように導入され、どのような問題を抱えているかを検討する。素材をもとに、質疑応答の形で進めたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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標準原価計算、直接原価計算、ABC、原価企画、マテリアル・フロー会計などの技法の理解が得られることを達成目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポート60%、発言20%、出席状況20%
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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高浦忠彦『資本利益率のアメリカ経営史』中央経済社;田中隆雄編著『フィールドスタディ 現代の管理会計システム』中央経済社;興津裕庚・岡野憲治・吉田栄介編著『基礎から学ぶ現代原価計算』白桃書房
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業にまじめに出席するとともに、積極的に質問・発言することを期待している。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 原価計算の歴史 【第3回】 標準原価計算(1) 【第4回】 標準原価計算(2) 【第5回】 直接原価計算 【第6回】 投資意思決定のための原価計算(1) 【第7回】 投資意思決定のための原価計算(2) 【第8回】 ABC(活動基準原価計算)(1) 【第9回】 ABC(活動基準原価計算)(2) 【第10回】 品質原価計算 【第11回】 ライフサイクル・コスティング 【第12回】 マテリアル・フロー会計 【第13回】 原価企画(1) 【第14回】 原価企画(2) 【第15回】 エピローグ
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