1. |
授業の内容(Course Description) |
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利益(利益額、資本利益率、EVA<経済付加価値>など)の生産と実現を目的とし、これを計数(売上高のような会計数値の他、顧客満足度のような非会計的計数を含む)によって把握しようとする実務である管理会計(計数管理)について、歴史的な観点から検討する。素材をもとに質疑応答の形で進めたい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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管理会計の諸手法を、歴史的背景とともに理解することを達成目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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レポート60%、発言20%、出席状況20%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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高浦忠彦『資本利益率のアメリカ経営史』中央経済社
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業にまじめに出席するとともに、積極的に質問・発言することを期待している。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 管理会計の定義・体系(1) 【第3回】 管理会計の定義・体系(2) 【第4回】 アメリカ綿業企業における原価計算 【第5回】 アメリカ綿業企業における資本金利益率計算 【第6回】 ボルティモア・オハイオ鉄道における資本金利益率計算と営業費比率 【第7回】 アメリカ鉄道業における企業予算 【第8回】 ヘンリー・ヘスの損益分岐点分析 【第9回】 NCRにおける企業予算 【第10回】 デュポン社における資本利益率公式 【第11回】 投資決定基準としてのDCF(割引キャッシュフロー)法の歴史 【第12回】 PIMS研究 【第13回】 EVA(経済付加価値)(1) 【第14回】 EVA(経済付加価値)(2) 【第15回】 エピローグ
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