Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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情報処理 II (プレゼンテーション・HP作成) 各クラス共通
選択  2単位
【自己啓発】 09-1-9999-1643-30

1. 授業の内容(Course Description)
 情報社会では、情報の受信に加えて、なによりも情報の「発信」が重要である。
 また現代社会はグローバル経済社会であり、企業であれ議会であれ、国連などの国際交渉舞台であれ、自らの考えをビジュアル化し、効果的にプレゼンテーションすることは致命的に重要といえる。この発信能力は、日本人が特に弱いと言われてきた分野でもあり、21世紀の日本人の活躍にとって、欠かすことができないスキルでもある。
 Web(ホームページ)の作成も、プレゼンテーションも、ともに発信スキルである。
 こうした認識のもと、15回の講義を行いたい。
 Web作成については、htmlでの打ち込み、Microsoft Wordを使った打ち込み、JavaScriptやJava Appletなどを用いた作成など、様々な手法を学ぶ。プレゼンテーションについては、Microsoft PowerPointと言うソフトを使い、効果的なプレゼンテーション技術を学ぶ。
 ところで、Web作成もプレゼンテーションも、ソフトを使い、言語を習得することは、それほど難しい話ではない。しかし、本当に必要なWebやプレゼンテーションは、そのWebのコンテンツ(内容)であり、プレゼンテーションのテーマや論理性、質問への受け答えである。学生の皆さんには、ぜひとも、そのコンテンツについて、より考えていただきたい。
 この授業では、皆さんに実践的に参加してもらいながら、効果的な内容を自ら考え、その内容に相応しいWebやプレゼンテーションを行っていただく。
 なお、国際社会ではもちろん、日本国内でも、プレゼンテーションの大半は、英語で行われている。プレゼンテーションについては、英語でのプレゼンテーションの回を設けるので、意欲のある人は、ぜひとも英語でのプレゼンテーションにチャレンジしてほしい。もちろん、構成や表現などはサポートする。
 ビギナーであることを前提に授業を行う。意欲的で、発想豊かで、IT技術と長く付き合っていきたい人に参加してほしい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・Webでの情報発信について、基本的な能力をつける。
 ・Webの内容に関して、自ら考えて創造的なものを作る。
 ・プレゼンソフトの操作方法を学ぶ。
 ・効果的プレゼンの手法をまなぶ。
 ・説得的なプレゼンを行う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 ①Webの作成(25点)
 ②1人1回のプレゼンテーション(25点)
 ③毎回の課題提出(25点)
 ④出席/ 平常点(25点)
  以上の4点で評価を行う。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要に応じて紹介する
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 ・極力欠席をしないでほしい。IT技術は、内容は難しくないが、専門的な用語も多いので、欠席すると、内容が理解できなくなってしまう
6.
授業の計画(Course Syllabus)
 *内容や順序については、出席者の状況や希望をみて柔軟に変更する可能性がある
【第1回】
 ・授業の目的、内容紹介などイントロダクション ・学内LANの使い方 ・評価方法
【第2回】
 ・Webの原理についての学習 ・Web作成①(単純ページの作成)
【第3回】
 ・Web作成②(リンクや画像などの取り込み、アレンジ)
【第4回】
 ・Web作成③(JavaScript / Java Appletなどの取り込み)
【第5回】
 ・Web作成④(Microsoft Wordを使ってのWeb作成(1)
【第6回】
 ・Web作成⑤(Microsoft Wordを使ってのWeb作成(2)
【第7回】
 ・プレゼンテーション①(Power Pointの使用法)(1)
【第8回】
 ・プレゼンテーション②(Power Pointの使用法)(2)
【第9回】
 ・プレゼンテーション③(アニメーションなどの技法)
【第10回】
 ・プレゼンテーション④(プレゼンテーションのテーマ選択、論理展開、質疑応答など)
【第11回】
 ・プレゼンテーション⑤(英語のプレゼンテーションの方法、翻訳ページなど)
【第12回】
 ・プレゼンテーション⑥(学生によるプレゼンテーション)(1)
【第13回】
 ・プレゼンテーション⑥(学生によるプレゼンテーション)(2)
【第14回】
 ・プレゼンテーション⑥(学生によるプレゼンテーション)(3)
【第15回】
 全体の進捗状況に合わせ、演習や質疑などを行う予備的な回とする