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授業の内容(Course Description) |
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経済思想とは経済学の基本概念を支えている考え方であるが、根本的には、その時々の社会に向けられた人々の関心そのものである。それゆえ、社会が肯定的に捉えられる場合もあれば、その変革が強く志向される場合もある。そうした経済思想の歴史を辿ることによって、経済学の根本的な特徴と意義を明確にする。 経済学は人間社会を研究対象とする社会科学として近代西欧で誕生した。そして社会の発展とともに経済学も進化してきている。経済思想の連続と断絶に注目することが重要である。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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急速に変化していく現代社会。変化の意味を的確に捉える力を獲得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内に行う小テストの結果や出席状況などによって総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用しない。参考文献はその都度指示する。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション:経済思想史とは 【第2回】 中世から近代へ:中世ヨーロッパの基本構造 【第3回】 中世から近代へ:近代的端緒(1) 【第4回】 中世から近代へ:近代的端緒(2) 【第5回】 中世から近代へ:17世紀イギリス革命 【第6回】 中世から近代へ:まとめと小テスト 【第7回】 市民革命の思想:ホッブズ 【第8回】 市民革命の思想:ロック(1) 【第9回】 市民革命の思想:ロック(2) 【第10回】 市民革命の思想:まとめと小テスト 【第11回】 経済学の誕生:スミス(1) 【第12回】 経済学の誕生:スミス(2) 【第13回】 経済学の誕生:スミス(3) 【第14回】 経済学の誕生:古典経済学の展開 【第15回】 経済学の誕生:まとめと小テスト
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