Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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日本の時事経済 I 川本 敏
教職  2単位
【教職】 09-1-1110-0755-26A

1. 授業の内容(Course Description)
 日本経済の直面する課題を、トピックスに即して、現状、問題の所在、対応方向について学ぶ。
 グローバル化、少子高齢化のなか取り上げるテーマは多岐ににわたるが、どれも日本経済社会の現状、今後を考える上で欠かせないテーマである。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 最近の日本経済をテーマを世界経済の中でとらえることにより、持続性、創造性、効率性にとんだ日本経済の将来像を身近なこととして考える力を身につける。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 定期試験・小テスト70%、出席状況30%の割合で総合評価を行う予定。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 『最新 日本経済入門(第3版)』 小峰 隆夫、日本評論社(2008年)
 『日本経済読本(17版)』金森、香西他編 東洋経済新報社(2007年)
 『ゼミナール日本経済入門 (2008年版)』三橋 規宏 他 日本経済新聞社
 『経済データの読み方 新版』鈴木 正俊 岩波新書(2007年)
 必要に応じ、毎回プリントを配布する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 新聞、雑誌、テレビ等の経済関係報道は生きた教材である。経済関係の社説を読むなど何か1つを継続することは極めて有益である。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 サブプライム問題の原因、影響
【第2回】
 世界同時経済危機からの脱却
【第3回】
 財政赤字の拡大と対応
【第4回】
 経済活動の捉え方
【第5回】
 少子化の現状・対応
【第6回】
 最近の為替変動の要因と影響
【第7回】
 地方財政の健全化
【第8回】
 非正規雇用の縮小、ニート等の解消
【第9回】
 規制改革の効果と課題
【第10回】
 EPA(経済連携協定)、FTA(自由貿易協定)の促進
【第11回】
 介護福祉サービスのあり方
【第12回】
 年金の安定性
【第13回】
 技術革新と生産性向上
【第14回】
 日本経済の将来展望と課題
【第15回】
 まとめ