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授業の内容(Course Description) |
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この講義は、私たちの日常生活と密接に関わりのある様々な経済事象について、世界経済との結びつきに着目しながら理解を深めることを目的としている。講義の対象者は、世界経済の動きを理解したいと願っているすべての学生である。特に、昨今のアメリカ発の金融危機が、日本を含め世界中に伝播しているのは何故か、根本的な原因が理解できるように、関連するテーマについて勉強する。 主なトピックは、前半では、いわゆる「グローバル化」に関わる諸問題として、貧困・格差、環境、食糧、エネルギー等の切り口で解説しながら論じる。後半は、世界経済のなかで重要な位置を占めている諸国・地域を取り上げて、その諸相を学ぶ。 基本的な経済学のロジックをつかみ取って、これからの人生に活かしてほしい。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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新聞やテレビなどで報道される国際ニュースの理解がより深まり、その結果として自分たちの生活を守るためにはどのように行動すべきか理解できるようになること。複雑に見える経済の動きの裏にある、基本的な経済学のロジックを押さえられるようになること。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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小テスト50%、期末テスト50%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:東京経済大学国際経済グループ著『私たちの国際経済 見つめよう、考えよう、世界のこと』 参考文献は適宜指示・配布する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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新聞・雑誌などに載っている関連記事に目を通しておくこと。質問を歓迎する。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業案内・オリエンテーション:グローバル化とリージョナル化 【第2回】 国際貿易 【第3回】 国際金融 【第4回】 経済統合 【第5回】 環境問題 【第6回】 食糧問題 【第7回】 貧困問題 【第8回】 復習と小テスト 【第9回】 アメリカ合衆国 【第10回】 ヨーロッパ 【第11回】 日本 【第12回】 アジアNIEs 【第13回】 アセアン 【第14回】 中国 【第15回】 ロシア
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