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授業の内容(Course Description) |
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ミクロ経済学 I に続いて、さまざまな市場における均衡状態を表現する。独占や寡占の均衡を求め、完全競争市場のそれとの比較を行う。不確実性の下での経済行動について学ぶ。それらをもとに競争の効率性やその限界 、市場の失敗とその補正について説明する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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つぎのようなキーワードについて理解できるようになること。 独占と寡占、効率性と公平性、市場の失敗、不確実性とリスク、モラル・ハザード、アドバース・セレクション。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・出席点 20% ・中間、期末レポート 30% ・期末テスト 50% 出席点は20%となっているが、レポートや期末テストの内容は毎回の授業に拠っていることが多いので、名目上の数字の20%以上に重要視すべきです。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(テキスト)毎回のレジメ (参考書)ポール・クルーグマン『ミクロ経済学』 大山 道広、他訳 2007 東洋経済新報社
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業を熱心に聴くことは、講義内容を理解するために最良の方法である。 欠席、遅刻はしないこと。やむをえず途中退出する場合は、出席表に名前を記すこと。 レポートは自分で考えて作成すること。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 独占の均衡 【第2回】 寡占の均衡 【第3回】 ゲーム理論とナッシュ均衡 【第4回】 演習問題解答 【第5回】 部分均衡と余剰分析 【第6回】 資源配分の効率性、パレート最適性 【第7回】 外部性と公共財 【第8回】 市場の失敗とその補正 【第9回】 演習問題解答 【第10回】 不確実性下の経済行動 【第11回】 モラルハザード 【第12回】 逆選択(アドバースセレクション) 【第13回】 オークションの理論 【第14回】 演習問題解答 【第15回】 講義のまとめとテスト
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