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授業の内容(Course Description) |
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現代企業論 I では、企業とは何か。企業はどのように運営されているかを学んだ。現代企業論IIでは、現代企業を取り巻く変化および様々な問題について議論をする。特に、2008年9月のリーマン・ブラザース破綻以降、世界経済は激変し、日本を代表するような巨大企業の経営にも甚大な影響を及ぼしている。そして、従来のアメリカ型資本主義の見直しが叫ばれている。ここでは、現在の問題の背景を含め、企業の抱える問題を論じていく。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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100年に一度の経済危機といわれている現在の状況を概観すると同時に、企業の直面する問題を正しく理解する。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業出席率50%、期末テスト50%で判定します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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特に、指定しません。必要に応じてプリントを配布します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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世界経済は刻一刻と変化しています。昨日と今日ではまるで違った世界になり得るという時代です。的確に変化を読み込めなければ、判断も誤ります。報道されていることが正しいか、どういう意味を持つのかを確認する意味でも授業に出席してください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 企業のグローバル化 【第2回】 アメリカ的資本主義 市場至上主義 【第3回】 企業経営の変化とM&A、TOB 【第4回】 アメリカ型資本主義の崩壊 リーマン・ショックはなぜ起こったか 【第5回】 リーマン・ショック以降の世界経済と日本企業 【第6回】 日本企業の危機① 製造業 【第7回】 日本企業の危機② サービス業 【第8回】 日本企業の危機③ 金融業 【第9回】 企業の結合 【第10回】 企業の不祥事 【第11回】 企業の社会的責任 【第12回】 公的企業の民営化問題 【第13回】 企業と地域経済 【第14回】 まとめとカレント・トピックス 【第15回】 期末テスト
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