1. |
授業の内容(Course Description) |
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この授業では、財政に関する基本的な仕組み、概念と歴史上のさまざまな思想を紹介することを主たる課題とする。それを学ぶことを通じて、各人が税制の仕組みを理解し、また現実のさまざまな財政問題についての判断力がつけばよいと考えている。この授業を履修するにあたって特別の基礎知識を必要とはしない。一般常識さえあれば十分である。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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現実のさまざまな財政問題についての知識と判断力がつくこと
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中に行う抜き打ち試験と15回目の授業時に行う試験による評価
詳しくは最初の授業時に説明する
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用しない。参考文献としては『図説 日本の財政』をあげておくが、試験のためだけであるなら購入する必要はない。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の遅刻は30分以内にしてほしい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
春期授業のまとめ
【第2回】
景気対策としての財政政策について
【第3回】
ケインズ政策について
【第4回】
ケインズ政策への批判
【第5回】
公債について
【第6回】
公債の負担論争
【第7回】
ポリシーミックスについて
【第8回】
社会保障の財政問題(1)少子高齢社会
【第9回】
社会保障の財政問題(2)年金
【第10回】
社会保障の財政問題(3)年金と医療
【第11回】
社会保障の財政問題(4)医療と介護
【第12回】
環境問題と経済的手段
【第13回】
環境税について
【第14回】
地方財政をめぐる問題
【第15回】
総括と秋期の授業全体を範囲とする試験
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