1. |
授業の内容(Course Description) |
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この授業では租税に関する諸問題を、主として経済論的および制度論的観点から扱う。最初は一般論として租税問題全般を扱う。続いて日本の租税制度を具体例としてとりあげ、日本がどのような意図からそのような租税を採用しているのかを検討する。もちろん世界各国の租税制度と比較しながら日本の租税制度の特徴も検討する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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租税の目的と制度を正しく理解し、正しく判断できるようになること
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中に行う抜き打ち試験と15回目の授業時に行う試験。
詳しくは最初の授業時間に説明する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト等は原則として使用しない。参考文献として財経詳報社の『図説日本の税制』を挙げておくが試験のためだけなら買う必要はない。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「財政政策論」の授業は財政支出と租税収入の双方の問題を扱うが、こちらの「租税政策論」の授業は主として租税に関する問題を扱う。同じ担当者の授業はどちらか一方だけを履修していただきたい。授業の遅刻は30分以内にしていただきたい。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
授業のガイダンスと春学期の試験の解説
【第2回】
国際課税の問題
【第3回】
国際課税の問題
【第4回】
消費税
【第5回】
消費税
【第6回】
相続税と贈与税
【第7回】
酒税
【第8回】
たばこ税
【第9回】
揮発油税と軽油引き取り税
【第10回】
地方税
【第11回】
地方税
【第12回】
租税の国際比較
【第13回】
租税の国際比較
【第14回】
税制全般について
【第15回】
総括と秋学期の授業全体を範囲とした試験
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