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授業の内容(Course Description) |
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文章によるコミュニケーション能力の形成が、この科目に求められています。世の約束事にかなっていることはもちろん、論旨がとおり、他人に読んでもらえる文を書くための、独自のアートを体得することを目標としています。この目標達成のために、このクラスでは、文章をくりかえし書いていただきます。実践が大事です。これと同時に、当クラスでは独自のブレンドとして、1)個々人の将来への目標設定を促し、学生同士が相互に刺激しあう場の形成を、併せて考えています。魅力ある人格への成長をめざす大学生は、少なくない筈ですが、これを顕現化しコミットメントを深めてもらいます。ねらいは、言霊の効果です。2)文章表現を補完する意味で、オーラル・プレゼンテーションも取り入れます。聞く人を意識して表現することは、読む人を意識することにもなります。プレゼンテーションの内容は、広義の自己紹介・文章表現の参考文献の解説・すぐれた論述のレジュメなどです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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世の中に通ずる文章を書こうとする意識をもつことが、最低限の目標です。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中の課題・プレゼンテーションへの取り組み・宿題提出・出席で判断します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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参考文献は履修者個々に指定します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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外国語で文章を書くときは、誰しも表現に周到な注意をそそぎます。 日本語にも、それに似た姿勢で接し、表現力をましていきましょう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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以下は、履修者12人を想定(履修者数により後日調整します。) 【第1回】 ガイダンス 【第2回】 1.「自分の将来像」「感銘を受けた言葉」等についてのプレゼンテーション(2名) 2.「文章表現に関する参考文献」の割り当て(2名 X 6グループ) 【第3回】~【第8回】 1.「自分の将来像」等についてのプレゼンテーション(2名) 2.与えられた課題文を自らの言葉で言い換えつつ要約する演習 3.割り当てられた「参考文献」のレジュメとプレゼンテーション(1グループ) 4.上の「参考文献」にしたがった実践 【第8回】~【第13回】 レポートの作成の練習(テーマの模索・文献検索・中間発表) 【第14回】・【第15回】 レポートの完成とプレゼンテーション
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