1. |
授業の内容(Course Description) |
|
日本は今でも世界第二位の経済大国です。これを支えているのは自動車、鉄鋼、電子機器、産業機械などの強い国際競争力です。このような日本産業の特色、強さの理由などを学びます。その一方、開発途上国やライバル会社との競争に敗れて倒産に追い込まれる企業もあります。成長する企業と、倒産する企業はどのような差があるのかなどを実証的に学びます。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
この授業の目的は生きた産業や企業に付いて学ぶことです。企業の寿命は30年とも言われますが、何故30年で企業が衰退するのか?さらに産業構造が変化する理由などを理解できるような授業を行います。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
学期末に行う試験で評価します。授業中に配布したプリント、授業に出席してのノートが無い限り単位の修得は無理です。必ず授業に出席すること。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
有沢広巳監修『日本産業史 1』、『日本産業史 2』、『日本産業史 3』、『日本産業史 4』日本経済新聞社
篠原三代平・馬場正雄編『現代産業論 1』、『現代産業論 2』、『現代産業論 3』日本経済新聞社
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
大きく変動する企業や産業の動向を学ぶのがこの授業の目的です。教科書がありませんので、授業の中で必要なものをプリントして配布します。試験は、この中から出ます。授業に出席しないで試験を受ける学生もいますが殆どは、単位が取れません。授業は学生が興味を持てるよう工夫してありますので出席すること。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】
ガイダンス、授業の目的、方法など
【第2回】
戦後産業史 I
【第3回】
戦後産業史II
【第4回】
戦後産業史III
【第5回】
戦後産業史IV
【第6回】
前向きに転じた日本企業
【第7回】
企業買収時代
【第8回】
TOBとM$A
【第9回】
企業防衛の方法 I
【第10回】
企業防衛の方法II
【第11回】
投資ファンド
【第12回】
日本企業の海外進出
【第13回】
日本の中小企業
【第14回】
日本の製造業
【第15回】
伸びる産業と衰退する産業
|