Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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生命保険論 I 下和田 功
選択  2単位
【経済】 09-1-1120-0285-19A

1. 授業の内容(Course Description)
 個人・家計のみならず、企業福祉においても重要な生活保障サービスを提供している生保会社について、その経営活動や生保商品、銀行窓販などを知ることによってトータルに理解できるように、生命保険の概念や機能・効果、生命保険商品の特色などについて講義する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 家計や企業にとっての生命保険の意義や役割について理解できるようになることを目標としている。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 定期試験の結果を重視し、小テスト、レポート、出席点等を加味して最終的に評価するが、定期試験を70%、それ以外を30%の比重で評価を行う予定。
 講義のなかで生命保険の専門家を招いて生保会社の現状等について1~2回話してもらい、それについてレポートないし感想文を書いてもらう予定である。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:安井信夫ほか著『よく分かる生命保険』保険社
 参考文献・資料等については第1回講義で具体的に指示するので必ず出席されたい。さらに必要に応じその都度指示する。
 生命保険関連の以下のウエッブサイトを講義でも随時活用するので、あらかじめ参照しておいてください。
  金融庁 http://www.fsa.go.jp/
  生命保険協会 http://www.seiho.or.jp/
  生命保険文化センター http://www.jili.or.jp/
  簡易保険ホームページ http://www.kampo.japanpost.jp/
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 生命保険の概念(1) ①保険学説における生保の位置、②生保事業の提供する保険
【第2回】
 生命保険の概念(2) ③生命保険の機能、④隣接分野
【第3回】
 生命保険の概念(3) ⑤保険の分類と生命保険、⑥株式会社と相互会社
【第4回】・【第5回】
 生命保険市場の国際比較
 (①指標−保有契約高・収入保険料・総資産、②シグマとファクトブックによる普及率等の比較)
【第6回】・【第7回】
 生命保険の保険分類上の位置
 (企業保険・家計保険、私保険・公保険、私営公営)
【第8回】・【第9回】
 生命保険商品 ①商品の分類法およびその種類、②商品の変遷と時代背景、③総合金融商品・提携商品
【第10回】・【第11回】
 団体保険
【第12回】
 経営者のための生命保険
【第13回】・【第14回】
 生命保険の効果
【第15回】
 まとめ と評価