Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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財務管理論A 高浦 忠彦
選択必修  2単位
【観光経営】 09-1-1120-1580-07A

1. 授業の内容(Course Description)
 企業の資金の調達と運用を統一的に取り扱う財務管理について、方法論を踏まえて、資金調達面(株式と社債など、及びそれらの資本コスト)と、資本運用面(投資意思決定、配当政策など)の両面から、接近する。この財務管理論 I では、資金調達面に力点を置くが、同時に、資金運用面の解明の基礎となるDCF(割引キャッシュフロー)法などの概念についても説明する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 資金調達の手段の理解と、DCF法などの理解が得られることを達成目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末筆記試験(持ち込み不可)60%、小テスト20%、平常点20%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 柴川林也『財務管理』同文館;ソロモン著、古川栄一監修、別府祐弘訳『財務管理論』同文館;井出正介・高橋文郎『ビジネス・ゼミナール 経営財務入門』(第3版)日本経済新聞社
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 財務管理論IIを継続履修することによって更に理解が深まる。私語を慎むこと、授業中は携帯電話の電源を切ること、そして、授業にまじめに出席すること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション 財務管理論 I への招待
【第2回】
 財務管理論の方法
【第3回】
 株式(1)
【第4回】
 株式(2)
【第5回】
 社債・借入金
【第6回】
 自己金融
【第7回】
 資本コスト
【第8回】
 レヴァレッジと資本コスト
【第9回】
 DCF(割引キャッシュフロー)法
【第10回】
 小テスト
【第11回】
 MM理論
【第12回】
 投資意思決定と評価法(1)
【第13回】
 投資意思決定と評価法(2)
【第14回】
 リターンとリスクの測定
【第15回】
 エピローグ