1. |
授業の内容(Course Description) |
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企業の資金の調達と運用を統一的に取り扱う財務管理について、方法論を踏まえて、資金調達面(株式と社債など、及びそれらの資本コスト)と、資本運用面(投資意思決定、配当政策など)の両面から、接近する。この財務管理論 I では、資金調達面に力点を置くが、同時に、資金運用面の解明の基礎となるDCF(割引キャッシュフロー)法などの概念についても説明する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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資金調達の手段の理解と、DCF法などの理解が得られることを達成目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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期末筆記試験(持ち込み不可)60%、小テスト20%、平常点20%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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柴川林也『財務管理』同文館;ソロモン著、古川栄一監修、別府祐弘訳『財務管理論』同文館;井出正介・高橋文郎『ビジネス・ゼミナール 経営財務入門』(第3版)日本経済新聞社
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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財務管理論IIを継続履修することによって更に理解が深まる。私語を慎むこと、授業中は携帯電話の電源を切ること、そして、授業にまじめに出席すること。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 財務管理論 I への招待 【第2回】 財務管理論の方法 【第3回】 株式(1) 【第4回】 株式(2) 【第5回】 社債・借入金 【第6回】 自己金融 【第7回】 資本コスト 【第8回】 レヴァレッジと資本コスト 【第9回】 DCF(割引キャッシュフロー)法 【第10回】 小テスト 【第11回】 MM理論 【第12回】 投資意思決定と評価法(1) 【第13回】 投資意思決定と評価法(2) 【第14回】 リターンとリスクの測定 【第15回】 エピローグ
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