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授業の内容(Course Description) |
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現代企業論 I では、アメリカの金融崩壊から始まったグローバルな経済危機をテーマにし、現代企業の実態を説明しました。 現代企業論 II では、経済の混乱ばかりが目に映りがちですが、基本的な社会の流れが大きく変わろうとしています。それを究明し、現代企業が社会の変化にどう対応すべきかを、リスク管理を中心に説明します。自己責任で会社を運営する時代から、社会に存続を認められる会社運営に変わりつつあることを理解する事は非常に重要です。 皆さん方はその変化を読み取り、就職活動の中でどう考えるべきかを、私と一緒に考えましょう。変化するものと変わらないものを見極めましょう。今、皆さんは人生の重大な分岐点に立っています。しっかり勉強しましょう。 授業では、次の3点に絞り、解説をします。 1・企業評価 株価・歴史・業種・環境・グローバル化 学生が選んだ企業(今昔) 2・リスクマネージメント 食品不祥事から学ぶもの 農業自給率と輸入食品 3・私が勤めた会社日本ハム・食肉業界 私は今も経営コンサルタントとして、中小企業で働いています。社会の変化や経済の激動が、現場にどのような影響を与えているかの話題を交えて、皆さんが社会の前線で働くときに役に立つよう、現場の現代企業論を展開します。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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現代企業の実態とその勘所を数多く知ることにより、経済社会の実態を知り、自己の就職活動の面接にも役立てる程度の知識レベルに達していただきたいと思います。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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出席率(50%)・授業内テスト2回(20%)・テスト(30%)
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは指定いたしません。 新聞雑誌で発表されている時々の情報を配布し、参考にします。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業には積極的に参加してください。 解らないところはどんどん質問をしてください。 知識は大きな財産になります。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 株価 【第2回】 企業の歴史と社風 【第3回】 グローバル化 【第4回】 企業不祥事(食品) 雪印グループ 【第5回】 企業不祥事(ガバナンス) 日本ハムグループ ・・・授業内テスト I 【第6回】 企業不祥事(情報) 2007年 【第7回】 安全と安心 2008年 【第8回】 販売者の責任 【第9回】 輸入商品の問題点 【第10回】 小売業・スパー ・・・授業内テスト II 【第11回】 小売業・生鮮 【第12回】 外食産業 【第13回】 日本ハム 【第14回】 まとめ I 【第15回】 まとめ II
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