Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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現代経営学A 川中 凱雄
選択必修  2単位
【観光経営】 09-1-1120-1844-09A

1. 授業の内容(Course Description)
 会社の経営は、技術の進歩、新素材の開発、マーケットの変動等に適応して、柔軟かつ機敏に変化させなければならない。
 世界は、米国発の住宅ローン証券化商品のバブル破裂に端を発し、大不況下にある。この世界大経済危機のなかで、「業績を伸ばしている会社」「懸命に戦っている会社」「倒産した会社」と大きな差が生じている。
 変化に対応して、会社が継続していくための経営について、(1)会社の意義 (2)経営資源のコントロールと活用、の二点を中心に、議論し、理解する。
 授業は、テキストと共に、新聞・雑誌等に報じられている実際の事例を取り上げる。学生諸子が自ら、議論を重ね、思考を深めていく姿勢を養っていく。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 自分の意見を持ち、発表できる。
 1.会社の意義を議論できる。
 2.経営資源の現実課題を例示できる。
 3.資金調達方法を説明できる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 1.授業に出席して、積極的に発言する姿勢を重視。
 2.期中の事例解決案の提出、期末小論文の提出。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:『企業倫理とは何か 石田梅岩に学ぶCSRの精神』 著者:平田雅彦 発行所:PHP研究所
 参考文献:『企業経営入門』(日経文庫) 著者:遠藤 功 発行所:日本経済新聞社 『会社はだれのものか』 著者:岩井克人 発行所:平凡社
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 1.出席すること。
 2.授業中は、授業に集中のこと。
 3.新聞の経済面を興味をもって、読むこと。
 4.疑問をもち、思考を深めること。
 5.ノート、筆記用具を必ず持参のこと。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
 人間は何故働くのか
【第2回】
 企業と会社
 会社設立
【第3回】
 会社は誰のものか
【第4回】
 企業倫理
【第5回】
 事業の確定
【第6回】
 経営資源
【第7回】
 人材
【第8回】
 組織
【第9回】
 設備、原材料
【第10回】
 研究開発、技術開発
【第11回】
 資金
【第12回】
 現在の資金調達
【第13回】
 金融システム
【第14回】
 コーポレート・ガバナンス
【第15回】
 まとめ
 小論文の提出