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授業の内容(Course Description) |
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会計は企業の言語であり、企業活動を映し出す鏡です。そのため、企業活動を分析・評価するためには会計の知識は欠かせません。演習 I ではまず、企業人として最低限必要な会計学の知識を習得してもらいます。その後、演習IIで受講者自身による財務諸表分析を行ってもらい発表してもらうなど、双方向の講義を実践していく予定です。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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まずは日商簿記検定3級程度のレベル到達を目標とします。そして、その知識を活用して、企業が公表する財務諸表から、企業の置かれている状況を読み解くことができることを最終目標とします。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回出席することを前提とし、レポートや受講態度により総合的に評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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新田忠誓他『会計学・簿記入門』白桃書房(最新版)。 新田忠誓監著(2008)『全商会計実務検定試験テキスト 財務諸表分析』実教出版。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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1・2年での成績や予備知識は問いませんが、知的好奇心と熱意の高い学生の参加を希望します。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス:今後のゼミの進め方について説明します。 【第2回】 貸借対照表・損益計算書の読み方 【第3回】 株主資本等変動計算書・キャッシュ・フロー計算書の読み方 【第4回】 財務諸表分析の目的と方法 【第5回】 収益性の分析 ―貸借対照表と損益計算書を利用する方法― 【第6回】 収益性の分析 ―損益計算書を利用する方法― 【第7回】 安全性の分析 ―貸借対照表を利用する方法― 【第8回】 安全性の分析 ―貸借対照表と損益計算書を利用する方法― 【第9回】 安全性の分析 ―損益計算書、キャッシュ・フロー計算書を利用する方法― 【第10回】 企業価値の分析 【第11回】 期間比較の実践 【第12回】 企業間比較の実践① ―化学産業のケース― 【第13回】 企業間比較の実践② ―電気機器産業のケース― 【第14回】 企業間比較の実践③ ―自動車産業のケース― 【第15回】 本演習のまとめ
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