Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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演習D 石川 正徳
選択  2単位
【観光経営】 09-1-1130-0042-14A

1. 授業の内容(Course Description)
 日本は「観光立国」を宣言して6年目を迎え、昨年の10月には観光庁が新設され、観光産業に本格的に力を入れる態勢になった。しかし昨今、世界的な金融危機に直面し、世界各国は非常に厳しい経済状況下に陥った。
観光産業はいまや世界の総生産及び総雇用のそれぞれの11%を占めるようになった。
そして日本も、観光産業の振興に力を入れ、あらゆる機会を通して、国内の観光資源を海外にPRし、2010年には訪日外国人観光客1,000万人達成を一大目標にかかげている。
このような状況下で宿泊産業であるホテル、旅館の存在は益々重要度を増している。
 後期の授業では、ホテル、旅館にスポットをあて、マーケティング戦略、経営戦略等について研究していきたい。
また、事前に研究課題を決め、授業の中で発表し、全員参加のグループ討議では自分の意見を発表するトレーニングを行う。そしてホテル見学、テーブルマナーを実施し、「ホテルの現場」「食事のマナー」等を体験する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 後期では事前に決めた研究課題の発表、そしてグループ討議のトレーニングを行い、ホテルのマーケティング戦略について理解をさせる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期中数回のレポートによる評価と出席状況、授業中の発表内容等で総合評価をする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは使用しない。毎回テーマに応じた講義プリントを配付する。
 参考文献:『ホテルの基本サービス』−フロント編、ハウスキーピング−日本ホテル協会
      鈴木 博・大庭 祺一郎『ホテル経営教本』柴田書店
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 単なる知識の修得だけではなく、社会現象に対す問題意識の涵養に努力していただきたい。新聞、雑誌、書籍等を通して社会の出来事に関心を持ち、自分の目で問題を整理し、対処法を考えることが重要。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 授業方針、講義計画全般
【第2回】
 ホテルのマーケティング戦略(その1)、
 グループ討議
【第3回】
 研究課題の発表とグループ討議
【第4回】
 ホテルのマーケティング戦略(その2)、
 グループ討議
【第5回】
 グループ討議
【第6回】
 ホテルのマーケティング戦略(その3)、
 グループ討議
【第7回】
 研究課題の発表とグループ討議
【第8回】
 ホテルのマーケティング戦略(その4)、
 グループ討議
【第9回】
 グループ討議
【第10回】
 研究課題の発表とグループ討議
【第11回】
 ホテル見学
【第12回】
 ホテルのマーケティング戦略(その5)、
 グループ討議
【第13回】
 テーブルマナー研修会
【第14回】
 研究課題の発表とグループ討議
【第15回】
 グループ討議