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授業の内容(Course Description) |
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観光事業は複合産業であり、多種多様な業種から構成される。中核となるのは交通、宿泊及び旅行業であるが、テーマパーク、各種イベント、スポーツ・娯楽施設、見学・体験施設、クルーズ客船などその範囲は広く業態もさまざまである。また、観光が成り立つためにはまず魅力ある観光地がなければならず、観光資源の開発、保全及び管理も大きな課題である。 授業においては、観光の意義と歴史、観光の経済効果、国民の観光旅行の動向、外国人の訪日旅行の動向、交通、宿泊、旅行業など観光に関連する各事業分野の現状と課題、観光資源と観光開発の動向、グリーンツーリズムやエコツーリズムなどのニューツーリズムの動きなど最近の観光の様々な事業活動について幅広く学習する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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観光の意義と歴史、観光の経済効果と産業規模、国民の観光旅行の実態、外国人の訪日旅行の動向、観光資源の保護と評価、観光開発とテーマパーク、観光イベントとコンベンション、エコツーリズムとグリーンツーリズム、客船クルーズの動向、交通事業、宿泊業、旅行業その他の観光関連産業の動向、観光政策と観光行政、観光まちづくりなど観光の幅広い事業分野の最近の動向を概観することにより、日本の観光と観光産業の現状に対する基礎的かつ全般的な理解を得ることを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への出席状況を50%、期末定期試験の結果を50%として総合的に評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:財団法人日本交通公社編『観光読本第2版』 参考文献:岡本伸之『観光学入門~ポストマスツーリズムの観光学』有斐閣アルマ 向山秀昭『大学生の観光学ノート』国際観光サービスセンター 堀川紀年『日本を変える観光力』昭和堂
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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人々の観光のスタイルも変わりつつあり、これを受け入れる観光地や観光事業も大きな転換を迫られている。今後の観光事業の向うべき方向を考えてみよう。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業計画及び授業方針 【第2回】 観光の意義と概念 【第3回】 観光の歴史 【第4回】 国民の生活と観光 【第5回】 海外旅行の歴史と現状 【第6回】 観光の経済効果と産業規模 【第7回】 観光資源の種類と評価 【第8回】 温泉と温泉観光地 【第9回】 宿泊施設の種類と経営 【第10回】 都市観光の魅力 【第11回】 グリーンツーリズムと農村 【第12回】 スキー場とスノーリゾート 【第13回】 海水浴場と海浜リゾート 【第14回】 リゾート開発の歴史と評価 【第15回】 テーマパークの現状と経営
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