Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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文章表現D 楢崎 憲安
選択必修  2単位
【法律】 09-1-1210-1754-18A

1. 授業の内容(Course Description)
 人は他者とのかかわりの中で生活しており、自分の思っていることやさまざまな情報を相手(他者)に伝えることが非常に重要です。しかし、自分の思っていることやさまざまな情報を分かりやすく、正確に伝えて、相手に理解してもらうことはさほど簡単なことではありません。日頃から新聞や小説などを読んで、考える、そしてその要旨をまとめたり、感想を書いたりするなどの訓練をしていかなければ、うまく表現できる力は身につきません。
 この授業では、新聞記事(社説など)や新書などを題材にして、具体的なテーマについて、読んでポイントをつかむ、考えてまとめる(自分の意見も)、要約する(文章で表現する)、そして発表し、議論していく、このような形で「読む」・「書く」・「話す」という表現の基本を学びます。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 「読む」・「書く」・「話す」という表現の基本を学び、うまく表現できる力を身につけることを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 随時提出を求める小レポート(授業内)、出席状況、授業での発表状況を総合勘案して評価します。なお、期末試験は実施しません。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 資料(新聞記事など)を配布します。参考文献(読んでもらいたい本など)はその都度紹介します。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 新聞や小説をよく読み、考えてください。そして、考えたことを人の前で話すことが重要で、そのためにも授業で積極的に発言してください。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 イントロダクション(授業の進め方など)、新聞(社説)の要約
【第2回】~【第12回】
 新聞記事(社説など)を題材にして、そのポイントを150字程度にまとめる。
 新聞記事(社説など)などの朗読をメモし、その内容をまとめる。
 複数の新聞記事(社説など)などを比較検討して、共通点と相違点をまとめ、それに対する意見をまとめる。
 随時、漢字のテストも実施。
【第13回】
 3紙から4紙の社説を比較検討して、共通点と相違点をまとめる(1500字程度のレポート)。
【第14回】
 提出されたレポートに対する講評と議論。
【第15回】
 提出されたレポートを修正し、自分の意見も加えて小論文を作成(2000字程度)。