Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
教育学演習C 岡田 守弘
選択  2単位
【教育】 09-1-1330-1792-07A

1. 授業の内容(Course Description)
 受講者が、教育心理学あるいは学校心理学の諸領域に関わる主題を自ら研究するために、学術誌に掲載されている優れた研究論文を検索し購読してその内容を紹介報告することを通して、教育科学において研究する態度を学ぶことを目的とします。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 受講者が、教育心理学や学校心理学をはじめとする教育科学の諸領域に関わる研究姿勢を深めるために学術誌に掲載されている優れた研究論文を題材にして、研究がなされた背景や論理、方法論について理解することを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業出席と講読論文の紹介発表と討論への参加、レポートの成績を総合して評価します。なお、1/3以上欠席の場合は、不合格とします。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 学会誌に掲載されている論文などをテキストとしますので、参考図書として次の書籍を掲げておきます。
 日本教育心理学会 編『教育心理学ハンドブック』(有斐閣)
 石隈利紀 『学校心理学』(誠信書房)
 服部 環・海保博之 『Q&A心理データ解析』(福村出版)
 小塩慎司・西口利文 『質問紙調査の手順』(ナカニシヤ出版)
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 心理学概論、教育心理学、教育心理学研究法 I ・II、学校カウンセリング等の関連科目を履修(あるいは履修中)していることを前提として、受講者が教育心理学・学校心理学に関わる学術論文を検索し講読した上で、その内容を報告し討論しますので、積極的な参加が必要条件となります。なお、教育学演習A(岡田担当)の延長として教育学演習B(岡田担当)を展開しますので、教育学演習A・B(いずれも岡田担当)を通年で履修してください。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 教育心理学・学校心理学における研究方法論
【第3回】
 教育心理学・学校心理学の研究領域(対象)
【第4回】
 学術論文検索と論文講読の進め方
【第5回】
 学術論文検索の実際と講読分担
【第6回】
 講読する論文のレジメ作成の仕方
【第7回】
 講読論文の発表と討論(1)
【第8回】
 講読論文の発表と討論(2)
【第9回】
 講読論文の発表と討論(3)
【第10回】
 講読論文の発表と討論(4)
【第11回】
 講読論文の発表と討論(5)
【第12回】
 講読論文の提起する課題あるいは限界
【第13回】
 教育心理学・学校心理学における追試とは
【第14回】
 講読論文の追試あるいは発展の構想発表
【第15回】
 まとめ