1. |
授業の内容(Course Description) |
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地誌学概論Iを受けてヨーロッパ統合時代のアルザスとロレーヌについて教科書を使いながら検討する。折に触れ、地域学習につながるミクロスケールの日本の事例との比較を行なう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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地理学の一分野である地誌学についての理解を深め、教育現場で世界の国々を調べ、教える観点の能力を身に付けさせる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点 50点、提出物の内容・小テスト2回 50点を総合評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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手塚 章、他編『ヨーロッパ統合時代のアルザスとロレーヌ』二宮書店 2008年
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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私語は厳禁である。遅刻はチャイム後5分まで認める。出席表に登録後、退出して戻らない者は出席とならない。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 ヨーロッパ中軸国境地帯の変容 【第3回】 アルザス−フランスの周辺からヨーロッパの中心に− 【第4回】 多国籍企業の立地と地域経済 【第5回】 アルザス地方の言語問題 【第6回】 ストラスブール−国境都市からトランスボーダー都市へ− 【第7回】 バーゼル都市圏と越境地域連携 【第8回】 これまでのまとめと小テスト(持ち込み不可) 【第9回】 ロレーヌ−重工業からヨーロッパ統合へ−① 【第10回】 ロレーヌ−重工業からヨーロッパ統合へ−② 【第11回】 ロレーヌ地域における産業転換過程① 【第12回】 ロレーヌ地方における産業転換過程② 【第13回】 グランドリージョンにおける人口流動 【第14回】 統合ヨーロッパにおける国境地帯の将来と課題 【第15回】 全体のまとめと小テスト(持ち込み不可)
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