Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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地誌学概論 II 大嶽 幸彦
選択  2単位
【教育】 09-1-1330-1811-12A

1. 授業の内容(Course Description)
 地誌学概論Iを受けてヨーロッパ統合時代のアルザスとロレーヌについて教科書を使いながら検討する。折に触れ、地域学習につながるミクロスケールの日本の事例との比較を行なう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 地理学の一分野である地誌学についての理解を深め、教育現場で世界の国々を調べ、教える観点の能力を身に付けさせる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席点 50点、提出物の内容・小テスト2回 50点を総合評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 手塚 章、他編『ヨーロッパ統合時代のアルザスとロレーヌ』二宮書店 2008年
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 私語は厳禁である。遅刻はチャイム後5分まで認める。出席表に登録後、退出して戻らない者は出席とならない。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 ヨーロッパ中軸国境地帯の変容
【第3回】
 アルザス−フランスの周辺からヨーロッパの中心に−
【第4回】
 多国籍企業の立地と地域経済
【第5回】
 アルザス地方の言語問題
【第6回】
 ストラスブール−国境都市からトランスボーダー都市へ−
【第7回】
 バーゼル都市圏と越境地域連携
【第8回】
 これまでのまとめと小テスト(持ち込み不可)
【第9回】
 ロレーヌ−重工業からヨーロッパ統合へ−①
【第10回】
 ロレーヌ−重工業からヨーロッパ統合へ−②
【第11回】
 ロレーヌ地域における産業転換過程①
【第12回】
 ロレーヌ地方における産業転換過程②
【第13回】
 グランドリージョンにおける人口流動
【第14回】
 統合ヨーロッパにおける国境地帯の将来と課題
【第15回】
 全体のまとめと小テスト(持ち込み不可)