Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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社会科・公民科教育法 II 佐藤 高樹
教職  2単位
【短大教職】 09-1-1330-1849-22A

1. 授業の内容(Course Description)
 1970年代以降、社会科教育研究・公民科教育研究の領域では、南北問題、環境問題、市民性(シティズン・シップ)など、既存の教科内容の枠組みを越える、多彩な実践研究が蓄積されている。
 本授業では、中等社会・公民科教育の目標・内容・方法の基本的事項について押さえつつ、それら新しい動向について学習していく。開発教材の追体験を伴った参加活動を通して、学生の研究意欲の啓発を図り、社会科授業の構成力を育成する。春期「教育法 I 」で学生が作成した学習指導案の、さらなる検討も行う。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 ・社会科、公民科の教師として必要な実践的指導力の基礎を習得する。
 ・社会科、公民科のもつ授業理論について理解を深める。
 ・社会科、公民科の具体的授業場面に即した指導法について理解を深める。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 筆記試験(60%)、授業への参加状況[出席状況等](40%)に基づいて総合的に判断する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 中学校社会科教科書(地理、歴史、公民)
 高等学校公民科教科書(現代社会、倫理、政治経済)
 ※授業において詳しく指示する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 「社会科・公民科教育法 I 」から継続して受講されることを望みます。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 社会科・公民科授業研究の現状と課題(1)
【第3回】
 社会科・公民科授業研究の現状と課題(2)
【第4回】
 社会科・公民科授業研究の現状と課題(3)
【第5回】
 学習指導要領と社会科のカリキュラム
【第6回】
 現代の諸問題を学ぶ単元開発(1)
【第7回】
 現代の諸問題を学ぶ単元開発(2)
【第8回】
 現代の諸問題を学ぶ単元開発(3)
【第9回】
 現代の諸問題を学ぶ単元開発(4)
【第10回】
 すぐれた学習指導案とその要件(1)
【第11回】
 すぐれた学習指導案とその要件(2)
【第12回】
 学習指導案の作成(教育法Ⅰから継続)
【第13回】
 学習指導案の検討・発表(1)
【第14回】
 学習指導案の検討・発表(2)
【第15回】
 まとめ