Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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国際交流2 海老坂 高
選択  2単位
【現代ビジ】 09-1-1410-0089-30A

1. 授業の内容(Course Description)
 言葉や文化の異なる人々の間でおこなわれる相互理解には誤解や先入観がつきものですが、相手の立場になりきることが不可能な以上、異文化間の相互理解には常に困難がつきまとっているといっても過言ではないでしょう。この授業では、主として日本と欧米の間でおこなわれてきた国際交流の歴史を、日本文化のユニークな特徴を手がかりにたどります。また、現代日本の世界における位置づけを、産業を含めた広い意味での文化の視点から捉えなおし、国際社会における日本の役割について考えます。社会人として必要な国際情勢の常識を養い、キャリア形成の指針を提供します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 世界史における日本文化の特徴と役割を理解する。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末テスト(教科書のみ持ち込み可、コピー類不可)80%、出席20%。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 教科書「国際交流論ノート・2」
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 授業の計画は目安です。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 アメリカ大衆文化の上陸1。(ファミレスとコンビニ。)
【第2回】
 アメリカ大衆文化の上陸2。(ファミレスの世界展開。肥満と非正規社員。)
【第3回】
 東アジア世界の勃興と西欧1。(西欧の没落意識とファシズム。日本と中国と西欧。)
【第4回】
 東アジア世界の勃興と西欧2。(19世紀末のアジア系移民。)
【第5回】
 東アジア世界の勃興と西欧3。(日露戦争の衝撃とアジアの脅威。)
【第6回】
 日本文化の発信1。(新渡戸稲造の『武士道』。)
【第7回】
 日本文化の発信2。(同上。)
【第8回】
 日本文化の発信3。(同上。)
【第9回】
 日本文化の発信4。(岡倉天心の『茶の本』。)
【第10回】
 日本文化の発信5。(同上。)
【第11回】
 日本文化の発信6。(同上。)
【第12回】
 日本文化の発信7。(鈴木大拙の『禅と日本文化』。)
【第13回】
 日本文化の発信8。(同上。)
【第14回】
 日本文化の発信9。(同上。)
【第15回】
 期末テスト。