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授業の内容(Course Description) |
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イギリスないしアメリカの文化・社会・歴史に関するテーマで、自ら調べてレポートを作成し発表・討論をしてもらいます。人々の構成、宗教、生活スタイル、教育、国民性、社会階層、政治経済、人物や文学・美術、あるいはそれらの歴史、のどの分野からでも結構です。
皆さんの興味はまちまちのようですのでその前提でつぎの授業方法を考えています。まず上記分野から各自が研究したいと考えているテーマ(4年次の卒業論文のテーマにしたいと考えているような)を各自選んでください。
各自選択したテーマを扱っている文献を読み、それをもとにテーマをより明確にして、テーマに沿った事柄を整理してそのテーマに関し何が明らかになったかを、1つのすじをはっきりさせて論じたレポートを作成してもらいます。それを発表してもらい皆で討論します。春期にはこれに加えてもう1本レポートを作成して提出してもらいます。
もし皆さんが読み考えたい共通の文献があるようでしたら、それを皆で順番に報告してもらい討論する授業方法でも結構です。
レポートは関連する事柄のみ整理して簡潔に箇条書き形式で作成してください。結論も書き、文献の出所を明示するなどレポートの書き方は指導します。文献については日本文と英文の一般的な参考文献リストを示しますが、各自自由に探してください。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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イギリスないしアメリカの文化・社会・歴史に関するテーマで、卒業論文を作成するのに必要な基礎的な知識と、レポート・論文作成力を身につけることを目標にします。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業に50%以上出席していることが成績評価を受ける前提条件です。大幅の遅刻は出席とみなしません。成績は出席・授業態度の評点30%、レポートと発表の評点70%でつけます。課されたレポートを提出しなかったり発表予定日に欠席して発表しなかったばあい、単位を取得できなくなるので注意してください。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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日本文と英文の一般的な参考文献リストを配布します。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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セミナーは専門的な知識を深め自ら学習しレポートを作成・発表・討論するもっとも重要な場です。セミナーはまた勉学を共にした一生の友人を作る場でもあります。毎回出席して学生生活を実りあるものにしてください。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】
ガイダンス、参考文献リストの配布と説明、授業方法についての議論と合意
学生のレポート発表予定日の決定
【第2回】
先生によるレポートのまとめ方の説明と英米の現代に至る歴史の概説
【第3回】~【第14回】
学生のレポート発表と討論(発表用レポートは発表予定日の1週前に提出、2本目の発表しない方のレポートは7月7日までに提出)
【第15回】
学生による春期レポートの問題点指摘に対する各自のまとめ作成と提出、レポートのまとめ方の復習、夏休みの課題としての秋期レポートの作成指示
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