Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
演習 IV 大和 正典
選択  2単位
【米英】 09-1-1410-0114-25A

1. 授業の内容(Course Description)
 春期につづき、イギリスないしアメリカの文化・社会・歴史に関するテーマで、自ら調べレポートと小論文を作成し、発表・討論をしてもらいます。人々の構成、宗教、生活スタイル、教育、国民性、社会階層、政治経済、人物や文学・美術、あるいはそれらの歴史、のどの分野からでも結構です。
 秋期も春期と同じようにレポートを作成してもらいますが、秋期では、春期に作成した2本のレポートのうち各自がさらに研究を深めたいと考えた1本のテーマ(卒業論文のテーマにしたいと考えるような)を選び、そのテーマを扱った別の文献を読んで作成してもらいます。それを発表してもらい皆でより高度な討論してください。レポートの書き方と一般的な文献リストは春期に示したとおりです。
 さらに秋期では、そのテーマで春期・秋期2本のレポートを作成したわけですのでそれらとそのもとになった文献を用いて、卒業論文の原型になるような3千字以上の小論文を作成してください。論文の書き方とそのルールは指導します。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 イギリスないしアメリカの文化・社会・歴史に関するテーマで、卒業論文を作成するのに必要な基礎的知識と、レポート・論文作成力を身につけることを目標にします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業に50%以上出席していることが成績評価を受ける前提条件です。大幅の遅刻は出席とみなしません。成績は出席・授業態度の評点30%、レポートと小論文の評点70%でつけます。課されたレポートと小論文を提出しなかったり発表予定日に欠席して発表しなかったばあい、単位を取得できなくなるので注意してください。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 日本文と英文の一般的な参考文献リストを配布します。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 セミナーは専門的な知識を深め自ら学習しレポートを作成・発表・討論するもっとも重要な場です。セミナーはまた勉学を共にした一生の友人を作る場でもあります。毎回出席して学生生活を実りあるものにしてください。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ガイダンス、夏休みの宿題として課された秋期レポートの提出
【第2回】~【第10回】
 学生のレポート発表と討論
【第11回】
 学生全員による小論文のテーマとその構成の発表、参考文献の提示
【第12回】
 先生による論文の書き方の説明、学生各自の小論文の章構成(文献の参考にする箇所も加えた)の作成と先生の指導
【第13回】
 学生の作成した小論文の章構成確認と下書き作成開始
【第14回】
 学生の小論文提出、学生全員による小論文の概要(主として結論部分)の発表
【第15回】
 優秀小論文の発表
 論文の書き方の復習、自分の小論文の書き方で気がついた問題点についてのまとめ作成と提出