Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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イギリス言語文化研究 VI C 大和 正典
選択必修  2単位
【米英】 09-1-1410-0114-32A

1. 授業の内容(Course Description)
 イギリスの社会は他西ヨーロッパ諸国のそれと比べどういう特徴をもっているか、そうなったのはどうしてかの歴史的起源を解明します。
 社会をいくつかの側面に分けて論じますが、特徴についてはできるだけデータをもとにして明らかにします。
 秋期には文芸にみる国民性、社会階層、教育制度、政治・経済制度をとりあげます。下記6に示した内容とスケデュールで進めます。
 講義の要点や写真・絵・図表をスクリーンに映しプリントを配布して、平易に講義します。
 またほぼ2回に1回の頻度で、その日の講義でポイントとなることに関連させて考えてもらう小テストを実施します。それをとおして自ら考える力を伸ばしてください。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 イギリス社会の他西ヨーロッパ諸国のそれと比べての特徴とその歴史的起源を理解し、それを自ら考えられるようになることを目標とします。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 成績は、授業で実施する小テストの得点累計30%+期末テスト(配布プリントの持ち込み可)の得点70%のテスト評点に、授業態度の評点を調整してつけます。いずれのテストも欠席したばあいその評点は0点になります。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキスト:なし、要点を書いたプリントを配布します。
 参考書:猪瀬久美恵編『イギリス文化史入門』昭和堂、黒岩 徹・岩田託子『イギリス』河出書房新社、川勝平太監修スノードン・大竹正次『イギリスの社会』早稲田大学出版部
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 イギリスの社会を深く考察したいと考えている学生、講義をよく聴いてくれる学生のみ歓迎します。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】・【第2回】
 ガイダンス
 7章 文芸にみる国民性
 1節 文学にみる国民性
 2節 美術にみる国民性
【第3回】・【第4回】
 8章 社会階層とその歴史
 1節 職業による社会階層と階層意識、その歴史
【第5回】・【第6回】
 2節 社会階層の流動性とその歴史
【第7回】・【第8回】
 9章 教育制度とその歴史
 1節 学校教育制度
【第9回】
 2節 学校教育制度の歴史
【第10回】・【第11回】
 10章 政治・経済制度とその歴史
 1節 政治制度
【第12回】・【第13回】
 2節 経済構造、経済制度
【第14回】・【第15回】
 3節 政治制度・経済制度の歴史