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授業の内容(Course Description) |
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思考・説明・発表・討論の技法を身につける! ①自分の関心・疑問を明確にし、そこから自分のレポートのテーマを決める ②必要な資料・文献を探し、テーマにあわせて整理する ③具体的な構想を立て、人にわかるように説明する。 ④人に分かるように説明し、質問に対して明確に答える ⑤レポートに仕上げる このゼミでは、一年かけて、以上のことを段階的に身につけるのが目標である。前期はレポートの構想を立て、発表し、それを練り直して期末に提出してもらう。ディスカッションにおいては、討論の技術(問い方と答え方)も学ぶことになる。あらゆる段階で、自分の考えを見つめ、明らかにし、整え、形にする、そしてそれを互いに伝え合い、疑問をぶつけ合うという作業を行い、そのための技法を教えていく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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自分の考えを明確にし、それを人に伝わるように表現する力を養う。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点として授業中の発表、討論への参加度を重視し(50%)、学期末には後期に書くレポートの構想(原稿用紙5~10枚程度)を提出してもらう(50%)。発表とレポートの構想の提出両方で、単位認定の最低条件とする。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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山田ズーニー『伝わる・揺さぶる!文章を書く』PHP新書 2001 『考えるシート』講談社 2005 三森ゆりか『外国語を身につけるための日本語レッスン』白水社 2003 諸葛正弥『フィンランドメソッド実践ドリル』毎日コミュニケーションズ 2008
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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考えることも、書くことも、話すことも、ステップとポイントが分かれば、必ず上達する――それを信じて参加すること。自分の関心を探り、疑問と向き合い、思考をまとめ、それをお互いに伝え合う・・・容易ではないが、できたときの達成感、充実感は何ものにも代えがたい。それを味わい、自分に自信をつけてほしい。発表の時はもちろん、それ以外のときも出席してディスカッションで発言するように。来て座って黙っているだけの人は、出席扱いにはしない。あと、途中から学生に司会をしてもらい、運営の徐々に学生に任せられればと考えている。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 考える方法、伝える方法を学ぶのはなぜか? テーマを探す ~ 自分の関心を明確にする 【第2回】 資料を探す ~ 手掛かりの見つけ方(図書館の活用法) 【第3回】 伝わる話し方を学ぶ ~ 発表の仕方についての説明 【第4回】~【第14回】 発表とディスカッション 【第15回】 発表とディスカッション レポート構想の提出要項
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