1. |
授業の内容(Course Description) |
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現在使われているさまざまな言語には、その言語を使用してきた人々の叡智が蓄積されています。言語は人間の知の遺産です。英語の各授業は英語をツールとして使用するためのスキルの獲得を目的としていますが、その場合も文化遺産としての英語への認識と理解がなければ、真の実力とはなりません。「English Heritage I 、II」は英語文化の始まりから18世紀までを範囲としていますが「English Heritage I 」においては「ベオウルフ」からミルトンまでを扱います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この授業の目的は、知的遺産としての英語文化を知り、言語を学ぶための素養とすることにあります。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席状況20%、発表10%、提出物20%、期末テスト50%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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開講時に指示します。
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 『ベオウルフ』(古英語の時代−1) 【第3回】 『アングロ・サクソン年代記』(古英語の 時代−2) 【第4回】 ウィリアム征服王(ノルマン人の征服とその後の変化) 【第5回】 『カンタベリー物語』(中英語の文化、英詩の確立、百年戦争) 【第6回】 『エヴリマン』(英国演劇の起源と興隆) 【第7回】 『ユートピア』(英国ルネッサンス、宗教改革) 【第8回】 『妖精女王』(英詩の洗練、ソネットの流行) 【第9回】 エリザベス一世(中央集権国家の確立と繁栄) 【第10回】 シェイクスピア(歴史劇、喜劇) 【第11回】 シェイクスピア(悲劇、ロマンス劇) 【第12回】 『欽定訳聖書』(聖書の歴史、英語聖書の影響力) 【第13回】 ジョン・ダン(形而上詩) 【第14回】 『失楽園』(清教徒革命、詩人ミルトンの業績) 【第15回】 まとめ
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