Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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英語圏の文学 II 佐野 昭子
選択  2単位
【教育】 09-1-1410-0261-22A

1. 授業の内容(Course Description)
 文学は言語を媒体とする芸術表現ですが、その鑑賞も文学活動の一つです。「英語圏の文学」では作者の国籍や人種を問わず、英語で表現された文学を広く扱います。「英語圏の文学II」では小説を取り上げます。小説は文学の形式としては比較的新しいジャンルです。18世紀から現代までのイギリス、アメリカ、英語を公用語とする国々、および英語が外国語である作家たちの作品を取り上げます。小説は現代では最も身近な文学ですが、系統的な理解を深めることで、より楽しめるものとなります。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 英語で書かれた小説について学び、興味を持った作品を読み、味わう。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況20%、発表10%、提出物20%、期末レポート50%の割合で、総合的に評価します。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 開講時に指示します。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 物語と小説の伝統
【第2回】
 イギリスの小説(1)
【第3回】
 イギリスの小説(2)
【第4回】
 アメリカの小説(1)
【第5回】
 アメリカの小説(2)
【第6回】
 英米以外の英語圏の小説
【第7回】
 外国人による英語小説
【第8回】
 イギリス小説の実例。オースティン『高慢と偏見』
【第9回】
 オースティン『高慢と偏見』
【第10回】・【第11回】
 ディケンズ『オリバー・ツイスト』
【第12回】
 アメリカ小説の実例。フィツジェラルド『偉大なるギャツビー』
【第13回】
 フィツジェラルド『偉大なるギャツビー』
【第14回】・【第15回】
 ヘミングウェイ『武器よさらば』