1. |
授業の内容(Course Description) |
|
まず、この授業に参加する人は、「どうしても必ずTOEICを受けたい人」に限る。 TOEICはポピュラーな資格試験だが、資格というだけでなんとなく焦って受けなければいけないと思っていないだろうか。また、TOEICのスコアはTOEICの問題をたくさんやれば伸びると思っていないだろうか。 TOEICは、受ける必然性のない人が受ける必要など必ずしもないし、問題集をやればできるというものでもない。TOEICのスコアとは、「そのときの自分の英語力」に比例するのであって、「どれだけ問題をやったか」に比例するのではない。だから、スコアを上げるには英語力をつけることが先決であるし、英語力というのは安易な問題演習では身に付かないものだということをまず知っておいてほしい。 そのうえで、「それでも自分にはTOEICのスコアが必要だ」という人だけが試験を受ければよい。そのとき、自分の英語力そのものを底上げするのだという覚悟をもってのぞまなければ、ただの時間の無駄だ、ということをしっかり肝に銘じて、授業をとること。 英語力を上げるには、大量のリーディングと大量のリスニングが不可欠である。本講座ではそのうちリスニングに重点を置くが、リーディングの積み重ねなしにはあまり成果がでないことを知っておいてほしい。成果を出そうと思うならば、本講座と合わせて、何らかの形で、本学で提供されている「多読」を受講すること。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業への参加度、期末試験の達成度によって評価。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
未定。もしある場合には、短大1号館1階紀伊国屋書店にて販売されるようにしておく。
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
授業によって内容は異なるが、発言を前提とする授業では、発言をしなければ出席を認めない。それまでの英語の成績は度外視、どれだけ自分のことを伝えようとするかを評価の対象とする。とにかく楽しんでもらいたい。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
以下はあくまで目安。 【第1回】 説明 【第2回】 TOEIC模擬試験と各問の概説 【第3回】~【第14回】 リスニング それぞれ回によって異なる。パラレル・リーディング、グループワーク、メモの練習、メモから自分でまとめなおす練習など、いくつかのメソッドを用いる予定。 細かい部分を完璧に聞き取れることではなく、英語の音にざっくりと慣れて情報をざっくりと取り出せることに重点をおいていく。 【第15回】 学期末試験・まとめ
|