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授業の内容(Course Description) |
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ボキャブラリーを増やす、というと、「単語をたくさん覚えること」だと思っていないだろうか。実は、これは間違いである。少なくとも、一つ二つの日本語の訳と対応させてある単語帳をいくら覚えても、たいした語彙力はつかない。 こんな経験はないだろうか。「ぜんぶ知っている単語でできた文章なのに、意味がわからない」。これが、単語帳による語彙の浅さである。英語の単語は、日本語の発想とはまったくずれているため、一つや二つの訳を覚えたところで役には立たないのだ。 しかしだからといって、英単語がやたらたくさんの意味をもっているというわけではない。死ぬほど多様に使われるように思われるhaveやlikeやgetといった単語も、実は英語的な感覚においては一つのイメージをもっているだけなのだ。その、日本語には訳せない(訳そうとすると死ぬほどたくさんのパターンで訳し分けなければならない)一つのイメージを体得することが、その単語を「知っている」こと、つまり語彙力なのである。 本講義では、こうした語彙力を身につけてもらう。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への参加度、期末時点での達成度によって評価。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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英語への恐怖が取れ、いつのまにかほんの少し前には読めなかった英語が読めるようになる感動を味わってもらいたい。とにかく、楽しむこと。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 説明 【第2回】~【第15回】 大量のインプットによる生きた語彙力の形成
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