Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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文章表現 III 伊東  誠
選択必修  2単位
【史】 09-1-1500-0057-17A

1. 授業の内容(Course Description)
 分かりやすい文章が楽に書けるように文章表現力を身につける。
 毎回、次の3つのテストを実施、実践を通して実力アップをはかる。
 ① SPIテスト  SPIの言語能力検査問題と日本語テストを毎回出題。
授業の途中で正解を配布、自己採点と解説。
 ② 書写テスト   文字を丁寧にきれいに正確に書くために、小説などの書き出しを
400文字分(原稿用紙1枚)毎回、書き写す。
文字の正確さとていねいさをチェックして評価、次回に返却する。
 ③ 作文テスト   毎回出題するテーマに基づいて作文を800文字分(原稿用紙2枚)書く。
次の授業までに添削、評価して返却する。優秀な作文は読み上げて
紹介する。どんな文章が分かりやすい文章なのかを確認する。
 「作文のルール」(伊東誠方式)を徹底する。作文の書き方のきめごとを毎回、解説する。
 読みやすく、分かりやすい平易な文章が書けるように作文を毎回、添削指導する。
 万年筆かボーペンで書く。公式文書や就活の書類を書く時に役立つように。
 ボールペンで限られた時間内にていねいに読みやすい字、文章が書けるようになる。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 読みやすく、分かりやすい文章が万年筆かボールペンで楽に書けるようになる。
 自分の体験を中心に自分の考え方を文章でまとめ、表現できるようになる。
 就活の第一関門ともいうべきSPIの言語部門で高得点が取れるように問題になれ実力をつける。履歴書やエントリーシートもボールペンで楽に書けるようになる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 毎回の授業での評価が60%、期末テストの成績が40%のウエートで評価。
 授業の出席点も重視して総合判断する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 授業で使用する教材はすべて毎回独自に用意して配布する。
 原稿用紙、テスト用紙も毎回配布。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 TA(ティーチングアシスタント)制度を導入。TAを2名指名。教員と学生がコミュニケーションをとり授業が円滑に進むようにお互いに協力し合い努力する。
 授業開始10分後には教室の後扉を施錠。「遅延証明書」提示の場合は別。
 文章力はすべての基本。新聞を読んだり読書の習慣を身につけよう。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 天童荒太
【第2回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 綿矢りさ
【第3回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 宮沢賢治
【第4回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 宮部みゆき
【第5回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 横山秀夫
【第6回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 源氏物語 紫式部
【第7回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 奥の細道 松尾芭蕉
【第8回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 夏目漱石
【第9回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 志賀直哉
【第10回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 川端康成
【第11回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 岡田芳郎 自由詩
【第12回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 俵万智  現代短歌
【第13回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 平家物語 
【第14回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 嵐山光三郎
【第15回】
 SPIテスト、作文テスト、書写テスト 山際淳司     ※書写の作品は変更あり