Web Syllabus(講義概要)

平成21年度

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文章表現D 東 正次郎
選択必修  2単位
【経済】 09-1-1500-1557-08A

1. 授業の内容(Course Description)
 「小論文の書き方」を中心に、自分で考え、文章を書き、討論等の実践学習を通じて、実社会において求められている自己表現能力を培う。特により実用的な「文章表現」を学習する
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
(1)目的に応じた文章を作成することができる。
   小論文、依頼状等の手紙、ビジネス文書(基礎的なもの)について、様式、書き方、ルールなどを知り、目的に即して的確に文章を表現できる。
(2)課題に必要な資料を探索・収集し、それを厳密に吟味・分析できる。
(3)調査し・分析した事や自己の考えなどを実証的、論理的にわかりやすく文章に表現できる。また、他者の意見を取り入れたりして、コミュニケーションを円滑に行うことができる。
(4)討論等集団作業を通じ、仲間との協調性を保ちながら、発表にもなじみ主導性を発揮できる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況40点と、随時の小テスト課題提出等60点の総合評価とする。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 野口 悠紀夫  『「超」文章法」』             中公新書
 樋口 裕一   『ホンモノの文章力』           集英社新書 
 古郡 廷治   『論文・レポートのまとめ方』       ちくま新書   
 石坂 春秋   『レポート・論文・プレゼン スキルズ』  くろしお出版
 小笠原 喜康  『「大学生のためのレポート・論文術』    講談社現代新書
 大野 晋    『日本語練習長』             岩波新書
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 小論文作成は単に書くことに止まらず、作成を通じて思考力の向上にも効果があり、これからの社会生活において欠かせない、貴重なものである。
 小論文作成訓練に加えて、「自己推薦(PR)書」、「作文」等の作成を通じて、自己の存在感(アイデンティティ)と、能力、感性を再確認してもらう。また、終盤は実社会でのビジネス文書に共通する実用文(抗議文、礼状)の作成を体験してもらう。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 ・授業の進め方
 ・文章作成法(作文と小論文の違い)
 ・作文(800字)を書く。(発表と討論)
 ・「自分の夢」
【第2回】
 ・文章作成法(作文と小論文の違い)
 ・作文(800字)を書く。(発表と討論)
 ・「出会い」
【第3回】~【第11回】
 ・「小論文」作成作業
 ・1000字課題
 ・時事問題を中心に、8テーマの課題論文を作成させる。
【第12回】
 ・「ビジネス文書」等作成作業
 ・自己推薦書、志望理由書の作成
【第13回】
 ・「ビジネス文書」等作成作業
 ・招待文、依頼文、メール等の作成
【第14回】
 ・自由課題(1000字)
【第15回】
 ・総まとめ