1. |
授業の内容(Course Description) |
|
情報リテラシーの指導専門家になろう!―情報メディアのフル活用による教育的サービスのための「超」実践的演習授業― 情報メディアの多様化は、個人の情報活用のあり方に大きな変化をもたらした。特にパソコンとインターネットの普及は、個人の情報活用の方法を大きく変化させた。こうした情報環境下では、学校図書館にも各種情報メディアを効果的に取り入れることが求められている。授業では、情報メディアの全体像を俯瞰しつつ、その中でも特に、視聴覚メディア、電子メディアに焦点を当て、その特性と利用法について取り上げる。さらに、パソコンの実践的活用法を習得するため、オンラインデータベースで検索し、その結果を整理・加工し、発表用資料を作成するまでの各種演習を用意する。また、情報の批判的読解や情報倫理などの話題も取り上げながら、情報活用能力(情報リテラシー)、さらにはその教育的指導能力の増進を図る。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
情報メディアに関する知識と技能(情報リテラシー)、および学校図書館における指導法の基本を習得することを目標とする。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
・出席(60%)、レポート(30%)、授業参加度(10%)の総合評価。毎回、授業中に小レポートがあり、次回までの復習レポートがあり、最後に最終課題レポートがある。 ・3分1以上欠席、レポート未提出、初回・最終回の無断欠席の場合は自動的に不合格となる。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
文献は随時紹介する。
|
5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
1)9月中旬時点で必ずこのシラバスをオンラインで再確認すること。 2)学習成果の復習と確認のため毎回レポート課題が出されるので、毎週1−2時間の自習時間の確保が必要。 3)司書教諭になるためだけでなく、暮らしや趣味の中で自分を表現するために必要な情報活用能力を学ぶ授業である。映画やドラマを観ながら実践技能を演習形式で楽しく学べる。ただし、学習成果の復習と確認のため毎回レポート課題が出されるので、毎週1−2時間の自習時間の確保が必要。本気で学ぶ覚悟があれば、学期末には「情報の達人」になれる(はず)。 4)第1回目は出席必須。授業の内容と方法の詳細を伝達する。 5)授業計画は学習状況によって変更することがある。 6)特別な理由による欠席(就職活動・教育実習)は必ず事前に欠席届を提出すること。教育実習による長期欠席には、別途「特別レポート」を課することで対応する。
|
6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 授業オリエンテーション 情報メディアの種類と特性 【第2回】 情報機器の活用法 【第3回】 情報リテラシー教育と図書館 【第4回】 ビデオ教材の作成1(シナリオ、絵コンテ) 【第5回】 ビデオ教材の作成2(撮影、編集) 【第6回】 情報検索法(サーチエンジン、ポータルサイト、データベース) 【第7回】 見出しの技法 【第8回】 レイアウトの技法 【第9回】 印刷メディアの作成法(ポスター、チラシ) 【第10回】 講習会の企画立案法 【第11回】 発表の技法(機器、ソフトウェア) 【第12回】 レポート作成法 【第13回】 広報紙とホームページの制作 【第14回】 課題発表(実演・相互評価・質疑応答) 【第15回】 学習成果の自己評価、授業評価
|