Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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国際経営論 I
(国際経営論)
郭  四志
選択必修  2単位
【経営】 10-1-1110-1688-04

1. 授業の内容(Course Description)
 経済のグローバル化が急速に進み、米欧日多国籍企業が「世界の工場・世界の市場」化されつつある中国を中心にし展開し、中国、インドなど新興多国籍企業も台頭し対外進出を加速している。このように国際経営、企業の国際化、多国籍企業の主体が様々多岐にわたっている。
 グローバル化を加速し、企業活動が国際化になっている今日、単純な国内企業活動のみが市場に対応しきれなくなっている。むしろ、企業は競争に勝ち、企業優位性を実現する為に、国籍を問わず最適な事業場所を選び、国際経営・生産活動を行なう。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 国際経営及び日本企業の海外経営に関する基本知識を身につけ、問題の把握力・的確な分析力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 期末試験(資料・ノート持込み可)と平常点などによる総合的評価。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 郭 四志『日本の対中国直接投資』明徳出版社
 吉原 英樹『国際経営』(新版)有斐閣
 配布プリント
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 講義の内容にそって、よく理解し、それをその都度参考文献によって補ってほしい。
 国際経営論Ⅱも履修するように。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 国際経営に関する内容とポイント
【第2回】
 企業国際化の諸形態・プロセス
【第3回】
 企業国際経営諸形態・プロセスの選択
【第4回】
 多国籍企業の理論(1)
【第5回】
 多国籍企業の理論(2)
【第6回】
 米欧企業の国際化の特徴
【第7回】
 米欧企業の国際化のケーススタディ
【第8回】
 中国など新興多国籍企業台頭
【第9回】
 中国企業の国際化特徴
【第10回】
 中国企業の国際化のケーススタディ
【第11回】
 日本企業の対中国事業の展開のと特徴
【第12回】
 日本型経営・生産システムの国際移転・普及(1)
【第13回】
 日本型経営・生産システムの国際移転・普及(2)
【第14回】
 多国籍企業の国際比較と今後の企業の国際化の行方
【第15回】
 まとめ、質疑