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授業の内容(Course Description) |
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(1)前期同様、「新しい市場経済のあり方」や「持続可能な社会の構築」などに関する基本的な議論を行う。 (2)毎回のディベートをより深みのあるものにするために、「自分流」と「異質な者」との共生のあり方を探る。 (3)経済界、環境グループなどの外部専門家を招聘、パネル・ディスカッションや質疑応答を実施する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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多種・多様な興味と関心につき、借り物でない「自分の言葉」を用いて説明、しっかりした理論と豊かな人間性を武器に、異質なものへの説得力を有する人間になる。遠くない将来出会う社会人への説得力もきわめて重要。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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前期同様、出席状況、ディベート、レポート内容、チームへの貢献度などを総合的に勘案し、評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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前期の4冊に加え、以下を追加する(夏休み読書用)。 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』(文春文庫) 同上 『坂の上の雲』(文春文庫) 同上 『菜の花の沖』(文春文庫) 塩野七海 『ローマから日本が見える』(集英社文庫) ダン・ブラウン(越前敏弥訳)『天使と悪魔』(角川文庫)
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5. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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「多種・多様な興味と関心」そして「自分の言葉」をしっかりと保持し、「謙虚ではあっても自分なりの誇り」を持つ若者に育って欲しい。何故なら、あなた方は新しい時代の主役なのだから。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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授業計画案(必要に応じ随時変更。また、毎回のディベート・テーマはその都度決定) 【第1回】 前期の総括と後期のオリエンテーション 【第2回】 最新の世界経済動向 「景気拡大への展望、BIS規制・米国金融規制について」 【第3回】 最新の地球環境問題 「ポスト京都枠組みの展望」そして「持続可能な社会の構築について」 【第4回】 チーム別論文の作成 「自分達で論文を作成してみよう!」 【第5回】 同上 その2 「テーマの選択」 【第6回】 同上 その3 「グループ・ディスカッション」 【第7回】 新たな市場経済を目指して「資本主義経済の原点を考える(A.スミス、J.M.ケインズそしてM.ウェーバー)」 【第8回】 同上 その2 「市場経済の推移」 【第9回】 同上 その3 「外部不経済について」 【第10回】 同上 その4 「市民型市場経済」 【第11回】 同上 その5 「21世紀型の市場経済」、「マイクロ・ファイナンス」 【第12回】 同上 その6 「金融規制と市場取引」、「市場の暴走と経営者の節度そして自己責任」 【第13回】 外部専門家とのディスカッション 「新しい市場経済を求めて」そして「将来の夢」など 【第14回】 チーム別研究発表 「経済・環境・社会問題の現状と自分達の生き方」 【第15回】 秋学期のまとめ、今年度の総括
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