Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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演習 II 青木 修三
選択  2単位
【経済】 10-1-1110-1881-02

1. 授業の内容(Course Description)
 (1)前期同様、「新しい市場経済のあり方」や「持続可能な社会の構築」などに関する基本的な議論を行う。
 (2)毎回のディベートをより深みのあるものにするために、「自分流」と「異質な者」との共生のあり方を探る。
 (3)経済界、環境グループなどの外部専門家を招聘、パネル・ディスカッションや質疑応答を実施する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 多種・多様な興味と関心につき、借り物でない「自分の言葉」を用いて説明、しっかりした理論と豊かな人間性を武器に、異質なものへの説得力を有する人間になる。遠くない将来出会う社会人への説得力もきわめて重要。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 前期同様、出席状況、ディベート、レポート内容、チームへの貢献度などを総合的に勘案し、評価する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 前期の4冊に加え、以下を追加する(夏休み読書用)。
 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』(文春文庫)
  同上   『坂の上の雲』(文春文庫)
  同上   『菜の花の沖』(文春文庫)
 塩野七海  『ローマから日本が見える』(集英社文庫)
 ダン・ブラウン(越前敏弥訳)『天使と悪魔』(角川文庫)
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 「多種・多様な興味と関心」そして「自分の言葉」をしっかりと保持し、「謙虚ではあっても自分なりの誇り」を持つ若者に育って欲しい。何故なら、あなた方は新しい時代の主役なのだから。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
 授業計画案(必要に応じ随時変更。また、毎回のディベート・テーマはその都度決定)
【第1回】
 前期の総括と後期のオリエンテーション
【第2回】
 最新の世界経済動向 「景気拡大への展望、BIS規制・米国金融規制について」
【第3回】
 最新の地球環境問題 「ポスト京都枠組みの展望」そして「持続可能な社会の構築について」
【第4回】
 チーム別論文の作成 「自分達で論文を作成してみよう!」
【第5回】
  同上 その2 「テーマの選択」
【第6回】
  同上 その3 「グループ・ディスカッション」
【第7回】
 新たな市場経済を目指して「資本主義経済の原点を考える(A.スミス、J.M.ケインズそしてM.ウェーバー)」
【第8回】
  同上 その2 「市場経済の推移」
【第9回】
  同上 その3 「外部不経済について」
【第10回】
  同上 その4 「市民型市場経済」
【第11回】
  同上 その5 「21世紀型の市場経済」、「マイクロ・ファイナンス」
【第12回】
  同上 その6 「金融規制と市場取引」、「市場の暴走と経営者の節度そして自己責任」
【第13回】
 外部専門家とのディスカッション 「新しい市場経済を求めて」そして「将来の夢」など
【第14回】
 チーム別研究発表  「経済・環境・社会問題の現状と自分達の生き方」
【第15回】
 秋学期のまとめ、今年度の総括