Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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社会保険論 II 岩瀬 泰弘
選択必修  2単位
【経営】 10-1-1120-2700-06

1. 授業の内容(Course Description)
 「社会保険論Ⅱ」では「社会保険論Ⅰ」を受け、まず年金を取り上げ、年金制度の基本的仕組みのほか、世代間の助け合い、および個人積立貯蓄との相違を明らかにする。また介護、労災、雇用の理念・現状・課題などについて述べる。さらに社会社保障の歴史と構造を概説する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 わが国の年金・介護および労働保険(労災保険・雇用保険)の仕組みと特色を理解し、社会人としての基礎力をつけることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 定期試験の結果を重視するが、出席点を加味して最終的に評価する。目安としては、定期試験70%、出席点を30%の比重で評価を行うことを考えている。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは、椋野美智子・田中耕太郎『はじめての社会保障(第7版)』有斐閣アルマ(2009年)を使用する予定である。参考文献は、『社会保障論(第5版)』中央法規(2008年)を使用する予定である。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 「社会保険論Ⅰ」を履修していることが望ましい。

6.
授業の計画(Course Syllabus)
 授業は概ね次のように行なう予定であるが、進度状況や社会情勢の変化により変更することがある。

 【第1回】オリエンテーション(講義の進め方等の概略説明)
 【第2回】年金(1)所得を保障する仕組み
 【第3回】年金(2)被保険者と保険料
 【第4回】年金(3)老齢年金・財政方式
 【第5回】年金(4)障害年金・遺族年金
 【第6回】年金(5)年金の業務体制・企業年金など
 【第7回】社会保険の歴史と構造
 【第8回】生活保護と社会福祉制度(1)
 【第9回】生活保護と社会福祉制度(2)
 【第10回】介護保険(1)
 【第11回】介護保険(2)
 【第12回】雇用保険(1)
 【第13回】雇用保険(2)
 【第14回】労災保険
 【第15回】総まとめ