Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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旅行業関連資格取得講座A2 町田  実
選択  2単位
【観光経営】 10-1-1130-1639-02

1. 授業の内容(Course Description)
 旅行業を営むためには、法(旅行業法)により一定の条件を備えることが定められている。そのひとつとして、国家資格である「旅行業務取扱管理者(国内・総合)」の営業所への選任がある。この講座は、「旅行業務取扱管理者(国内・総合)」の資格取得(国家試験合格)を目指す講座である。試験科目は「国内」は「旅行業法」「旅行業約款および運送・宿泊約款」「国内旅行実務」の3科目、「総合」は前記の3科目に「海外旅行実務」が加わって4科目である。『旅行業関連資格取得講座A1』では「旅行業法」と「旅行業約款および運送・宿泊約款」の2科目を、『旅行業関連資格取得講座A2』では「国内旅行実務」1科目を学習する。資格取得のためには『A1』『A2』を合わせて履修することが必要である。次年度春期の『旅行業関連資格取得講座 B1・B2』では「海外旅行実務」を学習するのでそれらを履修すると全ての試験科目を学習することができる。国家試験は毎年9月(国内)と10月(総合)に行われるので、A・B合わせて1年間じっくりと学習し国家試験に臨む。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 「旅行業務取扱管理者(国内・総合)」資格を取得するための国家試験に合格できるレベルを到達目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席状況 25%、期末テスト 75%。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 テキストは全て講師作成のプリントを使用する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 旅行業への就職を志望する学生はこの講座を履修し「旅行業務取扱管理者(国内・総合)」の資格の取得を目指してほしい。資格が取得できれば就職に際して大きな優位性を持てることは言うまでもない。資格の取得がこの講座の目的だが、旅行に関する幅広い知識を体系的に学習でき、旅行をする際に大いに役だつので旅行に興味を持つ全ての学生に履修をお勧めする。この講座を履修した学生は、次年度春期の『旅行業関連資格取得講座B1・B2』を履修することが望ましい。テキストは毎回の授業で配布するので欠席しないこと。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 「ガイダンス」
 「国内運賃・料金」(JR運賃・料金)
【第2回】~【第8回】
 「国内運賃・料金」(JR運賃・料金)
【第9回】
 「国内運賃・料金」(国内航空運賃・料金)
【第10回】
 「国内運賃・料金」(貸切バス運賃・料金、フェリー運賃・料金、宿泊料金)
【第11回】
 「国内観光地理」(北海道・東北)
【第12回】
 「国内観光地理」(関東・中部)
【第13回】
 「国内観光地理」(近畿・中国四国)
【第14回】
 「国内観光地理」(九州・沖縄)
【第15回】
 「国内観光地理」(テーマ別重要事項)