Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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演習B 松本  修
選択  2単位
【観光経営】 10-1-1130-2713-04

1. 授業の内容(Course Description)
 この演習では、観光に関係するその時々の社会事象や興味のあるテーマについて、参加者の間で意見交換を行うことにより、観光の諸側面への知識と理解を深めるとともに、学生諸君が社会に出た後に参加することとなるであろう実践的な課題検討へのトレーニングを行う。
 演習の進め方としては、講義形式ではなく、学生諸君による事例研究を中心とすることにし、学生諸君に、順次関心のある事例等について自らの調査・分析や見解を含めて発表していただき、これを踏まえた意見交換を行うことを基本とする。
 実社会においても業務上のコミュニケーションの拙さを経験するケースが多々あることから、演習の中では、学生諸君のこの面での能力の向上に配慮する。さらに、検討作業へのコンピューターの活用や、英語能力の向上にも配慮したい。
 あわせて、学生諸君の意向も聞きながら、適当な時期に地域を選んで研修旅行を行い、当該地域の観光魅力や、これを活用した地域振興策につき調査を行うことを考えたい。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 課題を発見し、必要な調査・分析を行い、対応の方向を判断し、発表を行うという一連の作業に馴染むとともに、正確に自分の考えや知識を伝え、また、正確に相手の言葉や文章を理解するよう注意する習慣を身に付けること。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 演習での発表やこれに対する意見交換の内容などを考慮するのは当然であるが、何よりも学生諸君の参加意欲を重視する。その意味で出席状況と意見交換への積極的かつ建設的な参加に期待する。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 必要に応じてプリント等を配布する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 組織における課題検討及びこれに基づく意思決定は、直接の担当者のみならず最終的には関係者全員の運命に影響する。演習においては、発表者以外の参加者も、クラス全体での検討作業に寄与する者という姿勢で臨んでいただきたい。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 演習方針及び演習計画
【第2回】
 検討作業の方法(春学期の状況を踏まえて)
【第3回】~【第14回】
 演習参加者による発表と意見交換
【第15回】
 秋学期のまとめ