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授業の内容(Course Description) |
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主に、①法曹志望(法科大学院進学)、②公務員試験(国家公務員Ⅱ種・裁判所職員・地方上級など)の受験者を対象として、合格できる実力を付ける授業を行う。 法律学の基礎知識、1年次必須科目である憲法・民法・刑法の復習ほか、起案演習、模擬裁判、(裁判員)裁判の傍聴など。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1)大学院進学、公務員試験等の基礎知識を付ける。 (2)2010年11月に実施される法学検定4級上位合格(1年生で昨年3064名中43位合格者)。 (3)英検2級合格(2級合格済は英検準1級、TOEIC 730点以上を目指す)。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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小テスト、中間試験、期末試験、課題レポート、補講、課外授業への参加、資格試験への対応などを総合して評価。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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(1)授業の中で指示する(事前に購入しなくてよい)。 (2)参考図書を大学図書館の指定図書コーナーに配置している(各数冊ずつ)。 (3)その他、毎回レジュメ等を配布する。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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(1)担当教員は、前・千葉大学法科大学院教授であり、これまでに多数の新司法試験合格者を輩出し、裁判官・検察官・弁護士、公務員等として活躍している(昨年度25歳最年少裁判官輩出)。本学でも大学院進学、公務員試験合格を目指した指導を行うので、1年間にわたって真剣に取り組める意欲ある学生のみ履修登録すること。 (2)水曜日の6限に適宜補講を実施する(出席は任意)。 (3)英語・一般教養も自学自習すること。
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6. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】オリエンテーション 第2回以降は下記の内容を予定している。 (1)法律学を学ぶ意義、法令基礎概念・法令用語 (2)図書館の活用、法令へのアクセス(六法全集、官報、法令データ提供システム) (3)希望進路と法、資格試験(公務員、法学検定、行政書士試験、司法試験など)に必要な法 (4)法学入門(法体系・条文/判例の読み方・法的考え方・法制度論の基礎) (5)憲法基礎(憲法総論・人権総論ほか) (6)民法基礎(民法総論・物権・債権・親族・相続) (7)刑法基礎(刑法総論・刑法各論) (8)模擬裁判(①シナリオの作成、②模擬裁判の実施、③評議) (9)最高裁判例・下級審判決の読み方 (10)事例問題の起案演習 その他、課外授業として、最高裁大法廷・東京高裁の傍聴、東京地裁(立川支部)の裁判員裁判の傍聴等を予定している。
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