Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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法学 I 青山 紘一
2群  2単位
【二群】 10-1-1210-1728-07

1. 授業の内容(Course Description)
 大学院進学・公務員試験合格のための実力を付ける授業を行う。
 法学の基礎知識のほか、法学的な調査、小論文の作成、プレゼンテーション、裁判員裁判に必要な知識の習得、模擬裁判、最高裁大法廷・裁判員裁判の傍聴など。大学卒業後の様々な進路に必要なリーガルマインドを涵養する。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 (1)法学検定4級(2010年11月)合格の実力を付けさせる(昨年度合格者多数)。
 (2)裁判員として必要な知識・マナーを身に付けさせる。
 (3)大学院進学、国家公務員(Ⅱ種ほか)、地方公務員(上級・教員)試験等の基礎知識を修得させる。
 (4)その他、大学生、社会人として必要なマナー、生涯学習・人格形成の大切さ等を理解させる。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 授業期間中における小テスト、小テスト、中間試験、期末試験、課題レポート、補講、課外授業への参加、資格試験への対応などを総合して評価。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 (1)授業の中で指示する。事前に購入しなくてよい。
 (2)参考図書を大学図書館の指定図書コーナーに各数冊ずつ配置している。
 (3)その他、毎回レジュメ等を配布する。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 (1)全期間にわたって真剣に取り組むこと(後期も引続き履修すること)。
 (2)法学の基礎知識や裁判員制度への対応は、法学部に限らず、大学生として不可欠の知識であるので、経済学部、文学部(教員志望者)、外国語学部などの学生も履修することが望ましい。
 (3)水曜日の6限に適宜補講を実施する(出席は任意)。
 (4)単位の取得より、進学・就職のための真の実力を付けたい学生のみ履修すること。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】オリエンテーション
 第2回以降は下記の内容を予定しているが、弾力的に実施する。
 (1)法律学を学ぶ意義、法令基礎概念・法令用語
 (2)図書館の活用、法令へのアクセス(六法全集、官報、法令データ提供システム)
 (3)希望進路と法、資格試験(公務員、法学検定、行政書士試験、司法試験など)に必要な法
 (4)法学入門(法体系・条文/判例の読み方・法的考え方・法制度論の基礎)
 (5)憲法基礎(憲法総論・人権総論ほか)
 (6)民法基礎(民法総論・物権・債権・親族・相続)
 (7)刑法基礎(刑法総論・刑法各論)
 (8)模擬裁判(①シナリオの作成、②模擬裁判の実施、③評議)
 (9)最高裁判例・下級審判決の読み方
 (10)事例問題の起案演習
 その他、課外授業として、最高裁大法廷・東京高裁の傍聴、東京地裁(立川支部)の裁判員裁判の傍聴等を予定している。