Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

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創作 II 根本 昌夫
選択  2単位
【日本文化】 10-1-1310-0412-02

1. 授業の内容(Course Description)
 小説や詩は原則的には一人で書くものです。そして書くためにはたくさんの文芸作品を読んでいることが条件の一つです。
 小説や詩の一般的な書き方などというものはありません。個々の作品それぞれに、個々の方法論があるにすぎません。しかし、言葉を感じること、文学を楽しむこと、言葉を美しく表現することが基本であることは間違いありません。
 この講座では文章の基本と文芸作品のスタンダードモデルを様々な角度から提示していきます。また、よしもとばなな、角田光代をはじめ多くの作家のデビューの現場にいた経験をもとに、受講生一人一人の編集者として、それぞれの提出作品の講評とアドバイスも行います。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 小説や詩の面白さ、文学の深みを体験しながら、オリジナルの文芸作品が書ける、表現力を養う。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 出席率、受講態度、課題作品提出回数、教場レポートの評価を総合して行う。
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 各誌文芸誌、文庫本、芥川賞受賞作品などを授業時に随時指定。また講師作成のプリントを毎回配布。
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 特になし
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 文芸作品のジャンルと方法1
【第2回】
 提出作品講評1
【第3回】
 提出作品講評2
【第4回】
 現代日本文学作品の解読と鑑賞1
 (大庭みな子・中上健次・村上春樹から町田康・阿部和重まで)
【第5回】
 文芸作品のジャンルと方法2
【第6回】
 提出作品講評3
【第7回】
 現代日本文学作品の解読と鑑賞2
【第8回】
 文芸作品のジャンルと方法3
【第9回】
 提出作品講評4
【第10回】
 現代日本文学作品の解読と鑑賞3
【第11回】
 文芸作品のジャンルと方法4
【第12回】
 現代日本文学作品の解読と鑑賞4
【第13回】
 提出作品講評5
【第14回】
 講義総まとめと質疑応答
【第15回】
 教場レポート