Web Syllabus(講義概要)

平成22年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
国語概論 岡田 たつみ
選択  2単位
【教育】 10-1-1330-1837-01

1. 授業の内容(Course Description)
 国語概論では、言葉の教育としての国語について15回の授業を通じて追求する。
 乳幼児期の発達と言葉、遊びや生活の中での言葉について理解を深め、小学校での国語科教育を視野に入れ、言葉の獲得と言語能力を高めるための援助、指導などを含む「国語教育」の在り方を学ぶ。
2.
授業の到達目標(Course Objectives)
 乳児期から児童期までの発達と言葉の獲得、言語能力の高め方などの理解を深める。
 領域としての保育内容「言葉」と、教科としての「国語」の違いを知る。そして、乳幼児、児童に対する言語能力、国語の力を育てる援助の仕方について自分なりに考えられることを目標とする。
3.
成績評価方法(Grading Policy)
 課題レポート、小論文などの提出物 20%
 試験 60% 学習状況 20%
4.
テキスト・参考文献(Textbooks)
 戸田雅美編著 『演習 保育内容 言葉』 建帛社
 『小学校学習指導要領〈平成20年3月告示〉』
 『小学校学習指導要領解説 国語編〈平成20年8月〉』
 資料プリントなど
5.
学生への要望・その他(Class Requirements)
 意欲的に授業、課題に取り組むことを望む。
 授業内で配った資料は、基本的に後日配布は行わない。やむを得ず欠席した場合は、受講者にコピーさせてもらうこととする。
6.
授業の計画(Course Syllabus)
【第1回】
 オリエンテーション
 国語概論について
【第2回】
 乳児期の発達
 乳児期の発達と言葉の獲得
【第3回】
 乳幼児期の発達と言葉
 言葉の育つ道すじ
【第4回】
 幼児期の発達
 幼稚園教育要領・保育所保育指針における領域「言葉」
【第5回】
 幼児期の発達と言葉
 人とつながる言葉
【第6回】
 児童期の発達
 児童期の発達と言葉
【第7回】
 国語教育の目的と内容
 小学校学習指導要領と国語教育
【第8回】
 国語教育の基本①
 話すこと・聞くこと
【第9回】
 国語教育の基本②
 書くこと
【第10回】
 国語教育の基本③
 読むこと
【第11回】
 国語教育の基本④
 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項
【第12回】
 国語教育と問題解決学習
 調べ学習と発表
 生活科・総合的学習の時間との関連
【第13回】
 国語教育と教材
 「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の指導と教材研究
【第14回】
 国語科の評価
 指導と評価
【第15回】
 まとめ