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授業の内容(Course Description) |
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地理学の研究対象は「地域」である。この「地域」とは単なる土地の表面を指すのではなく、あらゆる事象で満たされた土地空間を指す。このような「地域」を地理学ではどのようにとらえているのかについて概説する。それにより地理的な見方や考え方の基本となる「地理的教養」を身に付けることを目的とする。地理的教養の基礎は、地域(事象)を多様な空間スケールで考察できることにあり、それはその事象を地図化し、地図に基づいて考えをめぐらすことにより培われると考える。 地図を使いこなし、空間的にものごとを認識できる力は、現代のあらゆる人にとって益々必要となりつつあるものであり、ぜひ身に付けてほしい。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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地図を読めるようになり、空間的にものごとを認識できる力を身に付ける。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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授業中に課すレポート、試験の結果で評価。毎回出席をとることはしないが、出席状況は課題提出時および試験の結果に如実に表われるので、単位を取得したい人は、毎回必ず出席すること。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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二宮書店編集部『詳解現代地図』
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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高校で地理を履修しなかった学生が多いことをふまえ、地域をとらえる際に基礎・基本となる知識、いわば常識的な知識の習得が可能となるように配慮した授業とするが、授業計画に示した内容はあくまでも目安であり、試験実施時期も含めて随時変更の可能性があるので、欠席せずに出席すること。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス、地理学と隣接科学 【第2回】・【第3回】 地図とは 地球儀と世界地図 【第4回】・【第5回】 基本図と主題図 地形図 【第6回】・【第7回】 地形図の見方と使い方 ―夏休み中の課題と関連して 【第8回】 地域、地域の構成要素について 【第9回】~【第13回】 「地図等から事象を読む」 自然環境を中心に 【第14回】・【第15回】 「景観」について 夏休み中の課題についての説明 中間及び学期末に試験を実施する。
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